「杷」の意味、読み方や画数は？杷に込める願い、杷を使った名前一覧
- 意味・イメージ
- 果実の名前。枇杷（ビワ）のこと。さらい。地面をならしたり落ち葉を集める熊手状の農具。 など…
- ▼「杷」の意味や由来
- 印象・願い
- 優しい甘さで周囲を包み込む人に。視野を広げ道をなめらかに均（なら）す力を。
- ▼「杷」のイメージ、名前に込める願い
- 名前の読み方
- 「杷」は様々な読み方があり、一文字の名前では「さらい」など、二文字名は「杷奈（はな）、采杷（ことは）、絃杷（いとは）、杷來（はく）」などがあります。
- ▼「杷」を使った名前一覧を見る
| 画数 | 8画 |
|---|---|
| 種類 | 人名用漢字 名付けに使えます |
| 名のり | |
| 訓読み | さらい |
| 音読み | ハ |
| 部首 | 木（き／きへん） |
| 他字体 | |
| 意味 | は、さらい。穀物をかき集める、または土をならすための農具。枇杷で使用する文字。手でにぎり持つ部分、つか。 |
表外読みは常用漢字表にない読み方です
「杷」の意味
- 果実の名前。枇杷（ビワ）のこと。
- さらい。地面をならしたり落ち葉を集める熊手状の農具。
「杷」という漢字は、主に果物の枇杷（びわ）を表す漢字です。
果物の枇杷は、丸くて淡い橙色をした甘い果実です。そのやさしい甘さとみずみずしい食感は、親しみやすく、日本でも昔から家庭でも楽しまれてきました。
さらに「杷」は、地面をならしたり、枯れ葉などを集めたりする農具もあらわします。身近で幅広い用途があるため、日本の暮らしに馴染んだ魅力ある漢字の一つと言えるでしょう。
「杷」のイメージ、名前に込める願い
「杷」は、みずみずしくやさしい甘さが魅力の果実「枇杷」を連想させる一方で、地面をならす熊手状の農具も表します。
自然の恵みと暮らしの知恵という異なる世界をひとつに結び、豊かであたたかいイメージをもつ漢字です。
穏やかで人を和ませる雰囲気を漂わせつつも、芯には自分らしいリズムを奏でられる強さがある——そんな人物像を思い描くことができます。
字面にはどこかやわらかさがあり、個性的でありながら親しみも感じる点が魅力。自然や暮らしの中の幅広いイメージを重ねることで、多彩な願いを込めやすい漢字です。
優しい甘さで周囲を包み込む人に
瑞々しい枇杷の実のように、相手の心をふっと軽くする優しさや思いやりに満ちた人に育ってほしいという願いを込められます。「杷」が与えるやわらかな印象は、穏やかな人柄と温かな人間関係をイメージさせ、周囲を自然と笑顔にできる存在になることを期待させてくれます。
視野を広げ道をなめらかに均（なら）す力を
農具としての熊手状の「杷」は、大地を整え、落ち葉を集める便利な道具。その姿から「どんな環境でも地ならしをして歩みやすい道を切り開く力」を託すことができます。周囲をよく見渡し、必要なものを取り込みながら未来を整える——そんな実務的かつクリエイティブな資質を期する、少しユニークな願いです。
「杷」を使った名前
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前日（12月15日）
「名前に使える漢字」ランキング
| 順位 | 漢字 | 画数 | 読み | いいね |
|---|---|---|---|---|
| 1 | 柊 | 9 | しゅう、ひいらぎ。モクセイ科の常緑小高木、スズキ目の海魚 | |
| 2 | 來 | 8 | くる。きたす、きたる。こちらにやってくる。これから、これから先、この次の。時間的にこれからくる未来や将来。ねぎらう、いたわる、励ます。 | |
| 3 | 陽 | 12 | 太陽、日、日の光。ひなた、日が当たる側。明るく、暖かい。明るい、明らか、表に現れていること。いつわる、みせかける。うわべ、うわべの見せかけ。積極的、能動的なもの。 | |
| 4 | 采 | 8 | さい。さいころ。六つの面に一から六までの目が入っている立方体の物。采配の略。 | |
| 5 | 茉 | 8 | 茉莉。ジャスミン。モクセイ科の常緑小低木 | |
| 6 | 莉 | 10 | モクセイ科の植物、茉莉花（まつりか）。ジャスミン。 | |
| 7 | 玖 | 7 | 黒い色の美しい石。契約書や証書などで数字の九の代わりとして書く文字。 | |
| 8 | 和 | 8 | やわらぐ、なごむ、なごやか、のどか、うららか。静まる、柔らかになる、和らげる、仲良くなる。あえる、混ぜる、調合する。合わせる、合う。整う。調子を合わせる。ほどよい様子。大和、日本。海上が穏やかな様子。 | |
| 9 | 葵 | 12 | あおい。アオイ科の植物の総称。 | |
| 10 | 悠 | 11 | 時間的または空間的に遠い、はるか、永遠。どこまでも続く様子。ゆったり、のんびりしている、のどかな様子。気の長い、急がない。 |