「綸」の意味、読み方や画数は?綸に込める願い、綸を使った名前一覧
- 意味・イメージ
- 絹糸をより合わせて作った組みひも。物事を治め整えること。天子・君主の言葉や詔勅。 など…
- ▼「綸」の意味や由来
- 印象・願い
- 言葉を大切にし、信頼を編み上げる人に。しなやかで折れない強さを持つように。
- ▼「綸」のイメージ、名前に込める願い
- 名前の読み方
- 「綸」は様々な読み方があり、一文字の名前では「いと、りん、かん」など、二文字名は「綸音(りんと)、綸香(いとか)、綸春(いとは)、茉綸(まりん)」などがあります。
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| 画数 | 14画 |
|---|---|
| 種類 | 人名用漢字 名付けに使えます |
| 名のり | お・くみ |
| 訓読み | いと・おさ(める) |
| 音読み | リン・カン |
| 部首 | 糸(いと/いとへん) |
| 他字体 | |
| 意味 | りん、いと、おさめる。太い糸、弦楽器にもちいる糸。治める、つかさどる。青色のおびひも。天子の言葉や命令。 |
表外読みは常用漢字表にない読み方です
「綸」の意味
- 絹糸をより合わせて作った組みひも。
- 物事を治め整えること。
- 天子・君主の言葉や詔勅。
「綸」は、もともと絹糸を撚り合わせた丈夫で美しい組みひもを指します。また、筋道を立てて物事を治め整える意があり、熟語「経綸」に見られます。
そして『礼記』に由来して、天子や君主の権威ある言葉を表す「綸言」「綸旨」などの用法が生まれました。
「綸」は、美しさや強さだけでなく、言葉の大切さや威厳にまで広がる豊かな意味を持った漢字なのです。
「綸」のイメージ、名前に込める願い
「綸」は、絹糸をより合わせて生まれるしなやかな強さと、細やかな糸が織りなす上品な美しさをあわせ持つ漢字です。
複数の糸が解けずにまとまり、確かな力を発揮する姿からは、人と人を結び、信頼を編み上げる人物像が思い浮かびます。
また、君主のぶれない言葉を指す「綸言」からは、発した言葉に責任を持つ誠実さが連想され、志を曲げずに歩む凛とした芯も感じさせます。
糸・ひも・言葉という多彩なイメージが重なるため、「結ぶ」「守る」「磨き上げる」といった願いを託すこともできます。

言葉を大切にし、信頼を編み上げる人に
「綸言」になぞらえ、一度口にした約束を守り抜く人物になってほしいという願いを込められます。周囲からの信頼はやがて絆となり、人生の節目で大きな力になるでしょう。

しなやかで折れない強さを持つように
絹糸は細くとも引っ張りに強いことから、困難にしなやかに対応し折れない心を象徴します。柔軟さと粘り強さを両立し、長い人生をしっかり歩めるイメージです。
「綸」を使った名前
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前日(12月15日)
「名前に使える漢字」ランキング
| 順位 | 漢字 | 画数 | 読み | いいね |
|---|---|---|---|---|
| 1 | 柊 | 9 | しゅう、ひいらぎ。モクセイ科の常緑小高木、スズキ目の海魚 | |
| 2 | 來 | 8 | くる。きたす、きたる。こちらにやってくる。これから、これから先、この次の。時間的にこれからくる未来や将来。ねぎらう、いたわる、励ます。 | |
| 3 | 陽 | 12 | 太陽、日、日の光。ひなた、日が当たる側。明るく、暖かい。明るい、明らか、表に現れていること。いつわる、みせかける。うわべ、うわべの見せかけ。積極的、能動的なもの。 | |
| 4 | 采 | 8 | さい。さいころ。六つの面に一から六までの目が入っている立方体の物。采配の略。 | |
| 5 | 茉 | 8 | 茉莉。ジャスミン。モクセイ科の常緑小低木 | |
| 6 | 莉 | 10 | モクセイ科の植物、茉莉花(まつりか)。ジャスミン。 | |
| 7 | 玖 | 7 | 黒い色の美しい石。契約書や証書などで数字の九の代わりとして書く文字。 | |
| 8 | 和 | 8 | やわらぐ、なごむ、なごやか、のどか、うららか。静まる、柔らかになる、和らげる、仲良くなる。あえる、混ぜる、調合する。合わせる、合う。整う。調子を合わせる。ほどよい様子。大和、日本。海上が穏やかな様子。 | |
| 9 | 葵 | 12 | あおい。アオイ科の植物の総称。 | |
| 10 | 悠 | 11 | 時間的または空間的に遠い、はるか、永遠。どこまでも続く様子。ゆったり、のんびりしている、のどかな様子。気の長い、急がない。 |
