「汰」の意味、読み方や画数は?汰に込める願い、汰を使った名前一覧
- 意味・イメージ
- 水で洗って、不要なものを取り除くこと。人材や物事を選び分け、選抜すること。ぜいたく。おごり。 など…
- 「汰」は「かっこいい、おしゃれ」のイメージがあります。
- ▼「汰」の意味や由来
- 印象・願い
- 澄んだ心で周囲を清める人になるように。本質を見極め、最良の選択ができるように。未来をデザインし、時代を“淘汰”するパイオニアへ。
- ▼「汰」のイメージ、名前に込める願い
- 名前の読み方
- 「汰」は、名前として「奏汰(かなた)、颯汰(そうた)、壮汰(そうた)、奏汰(そうた)、光汰(こうた)、優汰(ゆうた)、晃汰(こうた)」などの読み方で使われています。
- ▼「汰」を使った名前一覧を見る
| 画数 | 7画 |
|---|---|
| 種類 | 常用漢字 名付けに使えます |
| 名のり | た・たい |
| 訓読み | 【表外読み】よな(げる)・ にご(る)・ おご(る) |
| 音読み | タ【表外読み】タイ |
| 部首 | 氵(みず/さんずい/したみず) |
| 熟語 | 沙汰(さた)・淘汰(とうた)・自然淘汰(しぜんとうた) |
| 他字体 | |
| 意味 | より分ける、水で洗って良いものと悪いものを分ける。よなげる。洗う、洗い除く。ゆれる、揺り動かす。にごる。おごる、分を超える、多すぎる。 |
| イメージ |
表外読みは常用漢字表にない読み方です
「汰」の意味
- 水で洗って、不要なものを取り除くこと
- 人材や物事を選び分け、選抜すること
- ぜいたく。おごり。
「汰」という漢字は、水の流れで不要なものを洗い流し取り除く、という意味を持つ漢字です。
水で何かを洗うことでいらない部分を除き、本当に必要なものだけを残すことから、人や物事を選び分ける時にも使用されます。「淘汰(とうた)」という熟語をよく耳にしますが、これは「環境に適したものが残り、適さないものが除かれる」ことを指します。
「汰」のイメージ、名前に込める願い
- 善悪、是非の区別をつける
- 選び分ける
- 豊富な
- 洗い流されて清らかになっていく
「汰」は豊富にある水によって、良いものや残るべきものとそうでないものが選別されていく様子を表しています。不要なものが消え、清らかで研ぎ澄まされた状態を連想することもできますね。
このようなイメージから、名前に使うときは以下のような願いを込めることができます。

善悪の判断ができる正しい人になるように

人生で困難にあっても自らそれを取り除き、前向きに進んでいける人になるように
また、汰は止め字で使う方が多いので、特に願いや想いを込めずに付ける方も多いようです。
止め字の「た」を表す漢字は、これまで「太」や「大」がほとんどでした。
太や大は、わんぱくで男の子らしいイメージがありますが、さんずいが付く汰はどことなくおしゃれで、洗練された印象がありますよね。
好みに合わせて、止め字の「た」を検討してみてはいかがでしょうか。
「汰」の読み方いろいろ
代表的な「た」の他、音読みでは「たい」、訓読みでは「おごる」「にごる」「よなげる」などがあります。
「汰」の漢字の説明の仕方
- 自然淘汰の汰
- ご無沙汰の汰
- さんずいに太い
「汰」を使った熟語
- 自然淘汰(しぜんとうた)
- 生態条件や環境によって適したものが自然に残り、 適さないものは滅びていくということ。
「汰」を使った男の子のおすすめの名前
「汰」は男の子の名前に用いられることがほとんどです。画数や字面の好みから「太」の代わりに使うケースも多くなっています。
奏汰(かなた、そうた)

音楽を奏でるように周囲を癒す優しい存在に。また、ことの良し悪しを判断できる正しい人に育ってくれるように。2014年から2019年まで連続で男の子の名前ランキング100位以内に入っています。2019年は30位でした。「太」を使う奏太も素敵ですが、左右に払う裾広がりの漢字が二つ並ぶので、名字の形によっては「汰」の方が締まる場合があります。
おすすめの名前ピックアップ
「汰」を使った名前
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前日(12月15日)
「名前に使える漢字」ランキング
| 順位 | 漢字 | 画数 | 読み | いいね |
|---|---|---|---|---|
| 1 | 柊 | 9 | しゅう、ひいらぎ。モクセイ科の常緑小高木、スズキ目の海魚 | |
| 2 | 來 | 8 | くる。きたす、きたる。こちらにやってくる。これから、これから先、この次の。時間的にこれからくる未来や将来。ねぎらう、いたわる、励ます。 | |
| 3 | 陽 | 12 | 太陽、日、日の光。ひなた、日が当たる側。明るく、暖かい。明るい、明らか、表に現れていること。いつわる、みせかける。うわべ、うわべの見せかけ。積極的、能動的なもの。 | |
| 4 | 采 | 8 | さい。さいころ。六つの面に一から六までの目が入っている立方体の物。采配の略。 | |
| 5 | 茉 | 8 | 茉莉。ジャスミン。モクセイ科の常緑小低木 | |
| 6 | 莉 | 10 | モクセイ科の植物、茉莉花(まつりか)。ジャスミン。 | |
| 7 | 玖 | 7 | 黒い色の美しい石。契約書や証書などで数字の九の代わりとして書く文字。 | |
| 8 | 和 | 8 | やわらぐ、なごむ、なごやか、のどか、うららか。静まる、柔らかになる、和らげる、仲良くなる。あえる、混ぜる、調合する。合わせる、合う。整う。調子を合わせる。ほどよい様子。大和、日本。海上が穏やかな様子。 | |
| 9 | 葵 | 12 | あおい。アオイ科の植物の総称。 | |
| 10 | 悠 | 11 | 時間的または空間的に遠い、はるか、永遠。どこまでも続く様子。ゆったり、のんびりしている、のどかな様子。気の長い、急がない。 |
