「蓮」の意味、読み方や画数は?蓮に込める願い、蓮を使った名前一覧
- 意味・イメージ
- はす。はちす。スイレン科の多年草水生植物。 など…
- 「蓮」は「美しい、かっこいい、自然、草花・樹木、夏」のイメージがあります。
- ▼「蓮」の意味や由来
- 印象・願い
- 心も容姿も清く美しい人になるように。たとえ泥の中にいても、自分なりに努力し花咲く人生を歩めるように。先を見通し、仲間を大切にできる心優しい人に成長できるように。
- ▼「蓮」のイメージ、名前に込める願い
- 名前の読み方
- 「蓮」は様々な読み方があり、一文字の名前では「れん」など、二文字名は「蓮翔(れんと)、蓮央(れお)、蓮大(れお)、華蓮(かれん)」などがあります。
- ▼「蓮」を使った名前一覧を見る
画数 | 13画 |
---|---|
種類 | 人名用漢字 名付けに使えます |
名のり | れ・れん |
訓読み | はす・はちす |
音読み | レン |
部首 | 艹(くさ/くさかんむり/そうこう) |
他字体 | 蓮 旧字体 |
意味 | れん、はす。スイレン科の多年生水草、極楽浄土に咲く花とされている。清らかで美しいもののたとえ。 |
イメージ |
表外読みは常用漢字表にない読み方です
「蓮」の意味
- はす。
- はちす。
- スイレン科の多年草水生植物。
「蓮」は、7~8月の夏の早朝に見頃を迎えるはすを意味する漢字です。
水に浮かぶように咲く水蓮と混同されがちですが、蓮は水面よりも高い位置で白やピンク、黄色の花を咲かせるのが特徴です。
花が咲き終わった後、はちすというハチの巣のような実も意味します。
またスイレン科の多年草水生植物全体を意味する漢字でもあります。
「蓮」の花言葉
その神秘的な美しさから極楽浄土にも咲くとされる蓮の花言葉は、「清らかな心」「神聖」「休養」「雄弁」などです。
泥の中から茎を伸ばし、水面よりも高い位置に花を咲かせる蓮は、特にインドやエジプトで神聖視されました。
仏教では智慧や慈悲の象徴とされ、最も神聖な花として絵画や仏像にその姿が描かれています。
蓮の花や葉、実は豊富な栄養源や薬草としても活用され、人との関わりも深い花と言えるのです。
「蓮」の漢字の成り立ち・由来
「蓮」は、会意兼形声文字です。
並び生えた草を意味する「艸」と人が並んで車を引いていく様子を意味する「連」が組み合わさって成り立ちました。
「連」は連なるという意味があるため、並んで実をつける果物から「はす、はちす」の意味が生まれました。
「蓮」の名前の意味やイメージ、名前に込める願い
「蓮」は美しい花やイメージから、華やか、可憐、神聖などが連想できる漢字です。
定番のオレンジがかったピンクはもちろん、白や黄色などの上品な色合いは、多くの人を楽しませることができます。
周囲を明るくする、美しい人物が思い浮かぶでしょう。花言葉から、清らかな心や気高さもうかがえます。
また蓮は泥の中から花を咲かせるため、努力や周囲の環境に影響されることなく正しくあれるようにとも願える漢字です。
先を見通せる人に
水生植物である蓮の根は、レンコンです。
レンコンは他の蓮と空気を共有するために複数の穴が空いているため「先を見通すことができるように」という意味がある縁起の良い食べ物です。
先見の明に優れ、厳しい現代社会でも生きていける強さを連想できるでしょう。
仲間を大切にできる優しさや協調性にも恵まれるはずです。
様々な印象を与えてくれるので名付けの幅も広がります。
- 清らか
- 神聖
- 美しい
- 艶やか
- 華やか
- 上品
- 魅力的
- 優しい
- ・先見の明
- 協調性
- 縁起が良い
- 夏
これらのイメージから、「蓮」がつく名前にこのような由来や意味を込めることができます。

心も容姿も清く美しい人になるように

たとえ泥の中にいても、自分なりに努力し花咲く人生を歩めるように

先を見通し、仲間を大切にできる心優しい人に成長できるように
「蓮」の読み方いろいろ
「蓮」の音読みは「レン」、訓読みは「はす、はちす」です。
名付けには、本来の読みが用いられます。
近年生まれた男の子の名前ランキングで上位にランクインする「蓮」は、特に1文字で「れん」と名付けられることが多いです。
女の子の名付けにも人気があるため、「恵蓮(えれん)」といった名前にも使われます。
蓮がつく男の子/女の子の名前~由来&意味付け~
「蓮」がつく名前を、由来や意味と共にご紹介します。リンク先で姓名判断もできるので気になる名前があったらチェックしてみてください。
- 蓮(れん)
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清らかで美しいイメージの「蓮」をそのまま名前に用いることで、名前に込めたい想いがストレートに伝わります。
特に「蓮」は名付けに人気がある分、読みやすく格好良いイメージが強い漢字です。
植物の蓮の印象から、いつまでも清らかなまま成長して欲しい、美しく咲き誇るような人生を送って欲しいという想いを名前に込めることができるでしょう。
「蓮」は夏の季語でもあるので、夏生まれの子にもぴったりです。
- 蓮斗(れんと)
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「斗」を添え字に用いた名前です。
輝く北斗七星の漢字として有名な「斗」は、柄杓を意味し人の気持ちをおもんぱかれるような優しい人になって欲しいという想いを込めることができます。
また宇宙のイメージも強いため、大らかさや優しさを連想することもできるでしょう。
シンプルで読みやすい響きであるため、親しまれる人物への成長が期待できます。
誠実で人の気持ちに寄り添える人になるようにという願いが込められます。
- 夏蓮(かれん)
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「夏」を頭字に用いた女の子の名前です。
蓮の花が最盛期を迎える夏は、太陽がまぶしく命が輝く時期です。
蓮だけでなくヒマワリや朝顔などの鮮やかな花々が美しく咲き誇るため、エネルギッシュや生命力を連想できます。
明るく元気で活発な人物になりそうです。名前の字面も美しく、「かれん」の響きも海外風でおしゃれな印象を与えます。
活動的で、興味のあることに積極的に挑戦できる人になって欲しいという願いが込められます。
- 蓮季(はずき)
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「季」を添え字に用いた女の子の名前です。
「季節」の漢字として目にすることの多い「季」は、情緒や季節ならではの美しさを連想できます。
「蓮」と組み合わせることで蓮が見頃を迎える夏を思い浮かべることができるでしょう。
「はずき」の響きも美しく、中性的なのでスタイリッシュな印象を与えます。
苦難に遭ってもめげずに努力し、いつか大輪の花を咲かせるような人に成長して欲しいという願いが込められます。
- 純蓮(すみれ)
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「純」を頭字に用いた女の子の名前です。
「純真」「純潔」などの言葉から、清らかで無垢な姿が連想できる漢字です。
「清らかな心」「神聖」の花言葉を持つ蓮と似ている点も多く、心優しい人物をイメージできます。
蓮は夏の花ですが、響きを「すみれ」にすることで春生まれにもぴったりな名前になっています。
美しく大らかな様子もうかがえるでしょう。心が清らかで美しく優しい人になって欲しいという願いが込められます。
蓮がつく男の子におすすめの名前
蓮がつく女の子におすすめの名前
「蓮」は名前に良くない?名付けの際の注意点
ポジティブなイメージのある「蓮」ですが、近年高い人気を誇る漢字であるため同世代に同じ名前の子が何人もいることを心配する声があるようです。
名前が被っていることに難色を示す方は多いでしょう。地域差もあるとは思いますが。
同じ幼稚園に「蓮」という名前の子が複数人いるといった事例は実際にあり得ます。
しかし蓮は他の漢字との組み合わせの相性も良く、多彩な願いを込められるのも魅力の漢字です。
大切なのは、子どもに名前を贈る両親の想いです。
他の名前と被らないためにも組み合わせる漢字を工夫することもおすすめです。
「蓮」を使った名前
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前日(7月17日)
「名前に使える漢字」ランキング
順位 | 漢字 | 画数 | 読み | いいね |
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1 | 來 | 8 | くる。きたす、きたる。こちらにやってくる。これから、これから先、この次の。時間的にこれからくる未来や将来。ねぎらう、いたわる、励ます。 | |
2 | 陽 | 12 | 太陽、日、日の光。ひなた、日が当たる側。明るく、暖かい。明るい、明らか、表に現れていること。いつわる、みせかける。うわべ、うわべの見せかけ。積極的、能動的なもの。 | |
3 | 采 | 8 | さい。さいころ。六つの面に一から六までの目が入っている立方体の物。采配の略。 | |
4 | 莉 | 10 | モクセイ科の植物、茉莉花(まつりか)。ジャスミン。 | |
5 | 葵 | 12 | あおい。アオイ科の植物の総称。 | |
6 | 和 | 8 | やわらぐ、なごむ、なごやか、のどか、うららか。静まる、柔らかになる、和らげる、仲良くなる。あえる、混ぜる、調合する。合わせる、合う。整う。調子を合わせる。ほどよい様子。大和、日本。海上が穏やかな様子。 | |
7 | 悠 | 11 | 時間的または空間的に遠い、はるか、永遠。どこまでも続く様子。ゆったり、のんびりしている、のどかな様子。気の長い、急がない。 | |
8 | 玖 | 7 | 黒い色の美しい石。契約書や証書などで数字の九の代わりとして書く文字。 | |
9 | 音 | 9 | (耳で感じ取ることができる)おと。ねいろ、ふし、うた。噂、評判。たより、訪れ、しらせ、消息。言葉や言語。声、なき声。 | |
10 | 凪 | 6 | なぎ。風や波がなく、穏やかになっている海面の状態、物事が安定しておさまっているさま。 |