「爽」の意味、読み方や画数は?爽に込める願い、爽を使った名前一覧

爽

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意味・イメージ
さわやか。清しい。明らか。夜が明けて明るい様子。違う、間違える。 など…
「爽」は「爽やか、夏、秋」のイメージがあります。
「爽」の意味や由来
印象・願い
爽やかでさっぱりとした性格の人になれるように。秋の風のように爽やかで、側にいて心地よい人になれるように。颯爽とした姿が美しく、素直で友人関係に恵まれた明るい人生を送れるように。宮……
「爽」のイメージ、名前に込める願い
名前の読み方
「爽」は様々な読み方があり、一文字の名前では「そう、さや、さわ、さやか」など、二文字名は「爽来(そら)、爽良(そら)、爽真(そうま)、爽玖(さく)」などがあります。
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画数 11画
種類 常用漢字   名付けに使えます
名のり あきら・さ・さや・さわ
訓読み さわ(やか)【表外読み】あき(らか)・ たが(う)
音読み ソウ
部首 爻(こう)
他字体
意味 さわやか、すがすがしい。あきらか、あきらかにする、はっきりしている。明るい、夜明けのあかるさ。たがう、たがえる。間違う、誤る。傷つく、損なう、失う、敗れる、損なう。
イメージ

表外読みは常用漢字表にない読み方です

「爽」の意味

  • さわやか
  • 清しい
  • 明らか
  • 夜が明けて明るい様子
  • 違う、間違える

「爽」は、爽やか、颯爽の意味として知られている漢字です。爽やかさは、秋の季語でもあります。

秋のフレッシュで薫るような風や涼気を「爽気、爽秋」と表します。

小さいなことでねちねちとしつこくなく、すっぱりと割り切る清々しさの意味も持ちます。

暗闇を割ることから、はっきりしている、明らかの意味もある漢字です。

爽やか以外にも意味はある

「爽」は、さわやかの印象が強いですが、夜明け、あかつきを意味する「爽昧」という熟語もあります。

また一般的にほとんど使われませんが、違う、間違えるの意味も持ちます。

動詞遣いで使われる意味に加えてかなりマイナーなので、知識と知っておけばかなり漢字に詳しい人と印象づけられるでしょう。

爽の漢字の成り立ち・由来

「爽」は成り立ちは諸説あります。

一説には、太陽、犬、口、人に死体に何かものを添えているを意味する象形文字が組み合わさって生まれた漢字とされています。

まだ太陽が完全に出きっていない明るくなり始めた夜明けを意味したことから、後に爽やかという意味が生まれました。

元々は「喪」と通じた漢字でしたが、今ではほとんど使われなくなりました。

「爽」の「メ」は入れ墨を表している

×印にも見える四つの「メ」は死体に刻まれた入れ墨という説もあります。

昔は、死体と魂は清らかに保とうとした文化が根付いていました。

死んだ体に邪悪なものが寄り付くことなくいつでも生まれ変わることが出来るよう、死体に魔除け効果も期待できる入れ墨を彫っていたのです。

「爽」のイメージ、名前に込める願い

「爽」は、竹を割ったようなさっぱりとした性格が思い浮かぶ漢字です。失敗は誰にでもあると笑顔で許す寛容さを感じられる漢字です。

どんな時でも言葉遣いや行動が美しい颯爽とした姿も思い浮かべられるでしょう。

明るいさわやかな性格で、周囲の人と分け隔てなく公平に接することができる優しさを持ち、ポジティブな考えも得意なはずです。

正義感のある人に

「明らか」の意味からは、正義感が強い姿を連想できます。

自身が信じる道を進むために努力できる人になるでしょう。

夜が明ける様子から、どんな暗い状況も覆し人々の希望になれるはずです。

爽やかで素直な性格から、友人関係にも恵まれ明るい人生を歩める姿を連想できます。

人を笑顔にできるユーモアにも恵まれそうです。

秋の季語でも春、夏の名前にも

「爽やか」は、秋の季語です。秋に拭く涼やかな風は実に爽やか。

しかし、暑くも寒くもない春や、新緑がみずみずしく、まだ暑くなりきらない初夏も「爽やか」と表現したくなる季節です。

また、暑い夏には爽やかな風を求めるもの。「爽」と言うアイスの商品名もあるので、真夏のイメージもありますね。

「爽」は、夏生まれの名前に使っても違和感はないでしょう。

様々な印象を与えてくれるので名付けの幅も広がります。

  • 爽やか
  • 爽快
  • 爽快
  • 立派
  • 凛とした
  • 心地よい
  • 涼やか
  • 素直
  • ユーモア
  • 明るい
  • さっぱり
  • 寛容
  • 冷静
  • 正義感
  • 公平
  • 努力家
  • 希望
  • 秋、春、初夏、夏

これらのイメージから、このような願いを込めることができます。

爽やかでさっぱりとした性格の人になれるように

秋の風のように爽やかで、側にいて心地よい人になれるように

颯爽とした姿が美しく、素直で友人関係に恵まれた明るい人生を送れるように

「爽」の読み方いろいろ

「爽」の音読みは「ソウ」、訓読みでは「さわやか」と読みます。

名前に使える読み方は「あきら、さ、さや、さやか 」。

一般的には滅多に使われませんが、「あき(らか)、たが(う)」の読み方もあります。男の子では、音読みである「ソウ」の響きが高い人気を誇ります。

女の子の名前では、「さや、あき」の響きも人気です。「爽」は、1文字でも名付けられる漢字です。

「そう、あお、さや、さやか」などの響きがよく用いられています。

画数が多い漢字ですが、斜めの流れが多いので柔らかな印象を与えるでしょう。

中性的な印象も持つため、男の子でも女の子でも違和感なく名付けに使えます。

女の子の名付けの場合、響きによっては和風にも外国風にもなる漢字です。幅広い漢字との相性が特に良いのが魅力的です。

「爽」の漢字の説明の仕方

  • さわやかの「爽」
  • 爽快の「爽」
  • 黒沼爽子の「爽」

「爽」を使った熟語

英姿颯爽(えいしさっそう)
堂々とした立派な姿に勇ましくきびきびとした様子を表した四字熟語です。
「英姿」は容姿や姿が立派なことを意味し、「颯爽」はきちんとした態度や動作が清々しい様を意味しています。
颯爽とした人物は、姿や行動がきりっとしていて見習いたくなるほどの清々しさをもっています。
「英」は、「英雄」「英傑」にもある通り、本来秀でている、優れているを意味する漢字です。
立派な姿は、言動などでも人々を引き付けて離さない魅力を持っています。
爽涼 (そうりょう)
外気がさわやかで涼しく感じること、またその様を差す熟語です。秋の季語でもあります。
クーラーも涼しい風が出ますが、避暑地や山に入った時などに感じる涼しさは爽やかさを伴います。
ただ空気が冷たいのではなく、わずかに熱と湿気をはらんだ清々しいものです。
秋は夏が過ぎ、厳しかった暑さも和らぎます。入道雲が浮かんでいた空も徐々に変化し、風が冷たさをはらむ時期です。
どこかものもの悲しくなる爽涼さは、秋の季語らしい爽やかさともの悲しさも含んでいます。

「爽」を使ったおすすめの名前

「爽」を使ったおすすめの名前をご紹介します。リンク先で姓名判断もできるので気になる名前があったらチェックしてみてください。

男の子の名前

爽宮(さく)

宮殿などの熟語で使われる「宮」と組み合わせた男の子の名前です。
中性的な響きを持つので、清々しいイメージも連想できます。「宮」とは、天子の住む宮や神社、皇族を意味する漢字です。
爽やかさだけでなく、気品や上品さをうかがえるでしょう。
気品に満ちた品格を持ち、爽やかで明るい未来を歩んで欲しいと願いが込められます。

おすすめの名前ピックアップ

⇒「爽」を使った男の子の名前をすべて見る

女の子の名前

爽来(さら)

やって来るという意味でも馴染み深い「来」と組み合わせた女の子の名前です。
外国の雰囲気を感じさせる「さら」の響きは、女の子の名前の中でも人気が高い響きです。
「未来」の漢字としても親しまれているので、将来性や可能性も連想できます。
活発で爽やかな性格を持ち、幸せな将来が訪れるような子に育つように、と願いが込められています。

おすすめの名前ピックアップ

⇒「爽」を使った女の子の名前をすべて見る

「爽」を使った名前

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8 7 黒い色の美しい石。契約書や証書などで数字の九の代わりとして書く文字。
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98
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67

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