「雫」の意味、読み方や画数は?雫に込める願い、雫を使った名前一覧

雫

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意味・イメージ
しずく。したたる水。水や液体のしたたり。 など…
「雫」は「古風・和風、自然」のイメージがあります。
「雫」の意味や由来
印象・願い
人々の心を癒し、感動や豊かさを与えられる人になるように。雨や朝露がもたらす恵み豊かな時間が長く続くように。真珠のように上品で美しく、才能豊かな人になるように。スモモを意味する「李……
「雫」のイメージ、名前に込める願い
名前の読み方
「雫」は様々な読み方があり、一文字の名前では「しずく」など、二文字名は「雫玖(しずく)、雫月(しずく)、陽雫(ひな)、雫石(しずく)」などがあります。
「雫」を使った名前一覧を見る
画数 11画
種類 人名用漢字   名付けに使えます
名のり
訓読み しずく
音読み
部首 雨(あめ/あめかんむり)
他字体
意味 だ、しずく。したたる水。
イメージ

表外読みは常用漢字表にない読み方です

「雫」の意味

  • しずく
  • したたる水
  • 水や液体のしたたり

「雫」は、草木のしずくを意味する漢字です。

雨上がりなどでよく見られる現象で、今にも落ちそうな水滴が光を反射する様子はとても美しいため写真にもよく撮られます。

「滴(しずく)」と読みも意味も同じです。

したたる水そのものも指しており、透き通ったイメージからお酒の名前やハンドメイドのアクセサリーの名称、歌のタイトルとしても「雫」は良く使われる漢字です。

真珠は「月の雫」

先人たちは貝から出て来た真珠を見て、その潤いのある光沢から「月の雫」と称しました。

海からの贈り物である真珠に相応しい、とても美しい表現ですよね。

また、雫の形もジュエリーなど様々なモチーフに用いられています。

ダイヤモンドなどの宝石のカットの中でも雫型であるティアドロップは高い人気がありますね。

「雫」のイメージ、名前に込める願い

「雫」は、草木から美しい水滴がきらめく様子を連想させる漢字です。

美しい光景から人々の心を癒し、涼やかで静けさも思い浮かびます。

自然美のイメージも

雨として大地に降り注ぐ雫は、空気を潤す恵みの象徴です。

雨や朝露からみずみずしさ、清らかさなどの意味もうかがえます。

一滴の雫も集まれば膨大な量になり、やがて大河となるでしょう。

素直さや協調性、地道な努力、自分だけでなく人に与えられる姿が想像できます。

品の良さ、芸術性も

昔の人は、真珠を「月の雫」と表現しました。

真珠は貴重で美しいだけでなく、母性の象徴でもあります。

王侯貴族も身に着けることから、清らかさや純潔、上品な雰囲気も感じられるでしょう。

美しさから芸術面の才能に優れ、日本だけでなく海外でも活躍ができるようにと願いを込めることもできます。

周囲の人々を笑顔にし豊かにしてくれる人に成長すはずです。

様々な印象を与えてくれるので名付けの幅も広がります。

  • 美しい
  • 麗しい
  • 癒し
  • 涼やか
  • 恵み
  • 瑞々しい
  • 清らか
  • 誠実
  • 努力
  • 協調性
  • 素直
  • 貴重
  • 上品
  • 才能豊か

これらのイメージから、名前にこのような由来や意味を込めることができます。

人々の心を癒し、感動や豊かさを与えられる人になるように

雨や朝露がもたらす恵み豊かな時間が長く続くように

真珠のように上品で美しく、才能豊かな人になるように

「雫」の読み方いろいろ

「雫」の音読みは「ダ」、訓読みでは「しずく」と読みます。

「雫」の画数は11画。常用漢字ではないので学校では習う機会はありませんが、広く知られた馴染みのある漢字です。

2000年代から名前に雫が使えるように

「雫」が、名づけに使われ始めたのも2000年に入ってからです。

他の漢字と比べて歴史が浅い「雫」ですが、ジブリ映画「耳をすませば」の主人公の名前の漢字としても知られています。

映画が公開された1995年当時はまだ名前に使われなかった「雫」ですが、人気の影響もあっておしゃれで明るく、洗練された感性の持ち主という印象が根付きました。

雫は女の子の名前に人気!

雨雫から梅雨を連想するため「雫」は、特に6月生まれの女の子の名づけで高い人気を誇ります。

頭文字での人気の響きは「しず」、添え字では「な」の響きがよく当てられています。

豊かさや美しさ、清らかさを連想させる漢字との相性が良く、「志雫(しずく)」のように2文字の漢字の組み合わせ方で「しずく」と読まれることもあります。

雫の漢字の成り立ち・由来

「雫」は、会意文字です。天の雲から水滴がしたたり落ちる様子を意味する「雨」と「下」が組み合わさって生まれたとされています。

雨が下まで落ちる様子から「しずく、水のしたたり」といった意味が生まれました。

「雫」の漢字の説明の仕方

  • しずくの「雫」
  • 月の雫の「雫」
  • 雫石町の「雫」

「雫」を使った熟語

雨雫(あましずく、あめしずく)
雨のしずくを意味する漢字です、またさめざめと涙を流して泣く様子の例えとしても用いられます。
読みは、「あめしずく」「あましずく」の2種類です。
四季を通して見られる雫ですが、やはり雨の季節が最も楽しめるでしょう。
風情溢れる景色から、室町時代の和歌集「拾玉集」の歌の一つに「雨雫」が用いられています。
霜雫(しもしずく)
霜が雫となったもののことです。
俳句で使われる季語の一つで冬に分類され、凍てつくような寒さや冷えた風が吹いている情景を想像するできます。
「雫」は「しづく」として平安時代から詠われてきた言葉です。万葉集では、3首に使われています。
大津皇子が石川朗女に返した歌では、遠距離恋愛の辛さや寂しさ、相手を想う気持ちとして表現されています。

「雫」を使ったおすすめの名前~名前の由来&意味付け~

「雫」を使った名前を、由来や意味と共にご紹介します。リンク先で姓名判断もできるので気になる名前があったらチェックしてみてください。

「雫」が付く女の子の名前(由来&意味付け)

李雫(りな)

スモモを意味する「李」を頭文字にした女の子の名前です。 梅や桜に似た可愛らしい花を咲かせ、ジャムや駄菓子にも使われるスモモは独特の甘酸っぱさが美味しい果実です。 花言葉は、「忠実、貞操、独立、甘い生活」などです。 可憐なスモモの花が雨に濡れ、雫が輝く情景は見る者の心が奪われる美しさを誇ります。 可憐で花咲くように美しく、恵み豊かな人生が送れるようにと願いを込めることができます。

おすすめの名前ピックアップ

⇒「雫」を使った女の子の名前をすべて見る

「雫」が付く男の子の名前(由来&意味付け)

雫久(しずく)

久しいの漢字で馴染み深い「久」を添え字にした男の子の名前です。
「永久」の漢字としても使われる「久」は、時間が長いという意味を持つ漢字です。
男の子の名づけに使われる漢字の中でも人気があり、健康や成就、末永い繁栄などの願いを込められる漢字として名づけに用いられます。
爽やかで恵み多い人生を歩んでいけるように、と願いを込めることができます。

⇒「雫」を使った男の子の名前をすべて見る

「雫」を使った名前

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「名前に使える漢字」ランキング

順位 漢字 画数 読み いいね
1 8 くる。きたす、きたる。こちらにやってくる。これから、これから先、この次の。時間的にこれからくる未来や将来。ねぎらう、いたわる、励ます。
222
2 12 太陽、日、日の光。ひなた、日が当たる側。明るく、暖かい。明るい、明らか、表に現れていること。いつわる、みせかける。うわべ、うわべの見せかけ。積極的、能動的なもの。
392
3 8 さい。さいころ。六つの面に一から六までの目が入っている立方体の物。采配の略。
178
4 10 モクセイ科の植物、茉莉花(まつりか)。ジャスミン。
513
5 12 あおい。アオイ科の植物の総称。
347
6 8 やわらぐ、なごむ、なごやか、のどか、うららか。静まる、柔らかになる、和らげる、仲良くなる。あえる、混ぜる、調合する。合わせる、合う。整う。調子を合わせる。ほどよい様子。大和、日本。海上が穏やかな様子。
263
7 11 時間的または空間的に遠い、はるか、永遠。どこまでも続く様子。ゆったり、のんびりしている、のどかな様子。気の長い、急がない。
338
8 7 黒い色の美しい石。契約書や証書などで数字の九の代わりとして書く文字。
123
9 9 (耳で感じ取ることができる)おと。ねいろ、ふし、うた。噂、評判。たより、訪れ、しらせ、消息。言葉や言語。声、なき声。
98
10 6 なぎ。風や波がなく、穏やかになっている海面の状態、物事が安定しておさまっているさま。
67

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