「繭」の意味、読み方や画数は?繭に込める願い、繭を使った名前一覧
- 意味・イメージ
- 蚕が吐く糸で作った殻。まゆ。養蚕を行う場所、小屋。外界から遮断された閉じこもるものの例え。 など…
- ▼「繭」の意味や由来
- 印象・願い
- 内面の美しさを大切にする子に。豊かな感性を持つ子に育ってほしい。心の拠り所を持てる子になるように。
- ▼「繭」のイメージ、名前に込める願い
- 名前の読み方
- 「繭」は様々な読み方があり、一文字の名前では「まゆ」など、二文字名は「繭子(まゆこ)、繭霞(まゆか)、繭禾(まゆか)、繭佳(まゆか)」などがあります。
- ▼「繭」を使った名前一覧を見る
画数 | 18画 |
---|---|
種類 | 常用漢字 名付けに使えます |
名のり | |
訓読み | まゆ |
音読み | ケン |
部首 | 糸(いと/いとへん) |
他字体 | |
意味 | けん、まゆ。蚕がさなぎになるときに糸を履いてつくるもの、およびそれから作った絹糸。 |
表外読みは常用漢字表にない読み方です
「繭」の意味
- 蚕が吐く糸で作った殻。まゆ。
- 養蚕を行う場所、小屋。
- 外界から遮断された閉じこもるものの例え。
「繭」は、蚕が糸を吐いて自らを包み込んで作る「まゆ」を表す漢字です。
蚕が作る繭から絹糸が生まれるため、古くから日本の養蚕業や絹産業に欠かせない漢字です。また養蚕を行う場所、「まゆ小屋」を表す意味も持っています。
さらに繭は外界と隔離された殻であることから、周囲との接触を絶ち、自分の世界に閉じこもる状態や様子の比喩としても用いられます。
この繭のイメージは、どこか静かで穏やかな響きをもち、自分だけの空間や内面への回帰を連想させる魅力を持つ漢字です。
「繭」のイメージ、名前に込める願い
「繭」は、柔らかさや温かみ、静寂や安らぎをイメージすることができます。
蚕が自ら紡いだ糸で作る繭は、外界から隔てられた守られた空間を連想させます。
穏やかで内省的な印象があり、自分だけの世界観を大切にする人物像が浮かびます。
絹糸の原料となる繭からは、豊かさや上品さ、しなやかな強さも感じられます。
「繭」という漢字からは、内面の美しさや豊かな感性を育む名前づけができそうです。

内面の美しさを大切にする子に
「繭」から連想される静寂で穏やかなイメージは、内面の美しさを育む子になってほしいという願いにつながります。
外見だけでなく内面から滲み出る美しさを備えた人は、周囲を穏やかで心地よい空間にしてくれます。
自分の殻に閉じこもるのではなく、内なる美しさを外に向けて優しく接することができる人になってほしいですね。

豊かな感性を持つ子に育ってほしい
繭から紡がれる上質な絹糸のように、「繭」と名付けられた子どもには豊かな感性を育んでほしいと願います。
物事の本質を見抜く目を持ち、美しいものに感動できる豊かな心を持つ人に成長してくれたら嬉しいですね。
きめ細やかな感性は、多くの人を魅了し、人生を贅沢に彩ってくれることでしょう。

心の拠り所を持てる子になるように
「繭」が持つ、外界と隔てられた守られた空間のイメージから、自分だけの心の拠り所を大切にする子になってほしいと願えます。
辛いことや悲しいことがあっても、自分を守ってくれる場所があると心強いですよね。
そんな心の拠り所を持つことで、外の世界に臆することなく、自分らしく生きていける子になってほしいです。
「繭」を使った名前
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前日(7月17日)
「名前に使える漢字」ランキング
順位 | 漢字 | 画数 | 読み | いいね |
---|---|---|---|---|
1 | 來 | 8 | くる。きたす、きたる。こちらにやってくる。これから、これから先、この次の。時間的にこれからくる未来や将来。ねぎらう、いたわる、励ます。 | |
2 | 陽 | 12 | 太陽、日、日の光。ひなた、日が当たる側。明るく、暖かい。明るい、明らか、表に現れていること。いつわる、みせかける。うわべ、うわべの見せかけ。積極的、能動的なもの。 | |
3 | 采 | 8 | さい。さいころ。六つの面に一から六までの目が入っている立方体の物。采配の略。 | |
4 | 莉 | 10 | モクセイ科の植物、茉莉花(まつりか)。ジャスミン。 | |
5 | 葵 | 12 | あおい。アオイ科の植物の総称。 | |
6 | 和 | 8 | やわらぐ、なごむ、なごやか、のどか、うららか。静まる、柔らかになる、和らげる、仲良くなる。あえる、混ぜる、調合する。合わせる、合う。整う。調子を合わせる。ほどよい様子。大和、日本。海上が穏やかな様子。 | |
7 | 悠 | 11 | 時間的または空間的に遠い、はるか、永遠。どこまでも続く様子。ゆったり、のんびりしている、のどかな様子。気の長い、急がない。 | |
8 | 玖 | 7 | 黒い色の美しい石。契約書や証書などで数字の九の代わりとして書く文字。 | |
9 | 音 | 9 | (耳で感じ取ることができる)おと。ねいろ、ふし、うた。噂、評判。たより、訪れ、しらせ、消息。言葉や言語。声、なき声。 | |
10 | 凪 | 6 | なぎ。風や波がなく、穏やかになっている海面の状態、物事が安定しておさまっているさま。 |