「無」の意味、読み方や画数は?無に込める願い、無を使った名前一覧
- 意味・イメージ
- 何もない、存在しないこと。他の語に付いて打ち消しを示す接頭辞。 など…
- ▼「無」の意味や由来
- 印象・願い
- しがらみにとらわれない自由な心を。欲に惑わされず澄んだ感性を育むように。必要なときに“ゼロリセット”できるタフネスを。
- ▼「無」のイメージ、名前に込める願い
- 名前の読み方
- 「無」は、名前として「無一郎(むいちろう)、無月(なつき)、無有(むう)、無惨(むざん)、曖無(あいむ)、椎無(しいな)、無二(むに)」などの読み方で使われています。
- ▼「無」を使った名前一覧を見る
画数 | 12画 |
---|---|
種類 | 常用漢字 名付けに使えます |
名のり | な・なし |
訓読み | な(い) |
音読み | ム・ブ |
部首 | 灬(ひ/ひへん/れっか・れんが) |
学習漢字 | 学習漢字4年 |
熟語 | 有無(ゆうむ/うむ)・南無(なむ)・皆無(かいむ)・虚無(きょむ)・絶無(ぜつむ) |
他字体 | |
意味 | ぶ、む、なし。名詞について打ち消す意味、~がない、~しない、~が悪い、存在しないこと。 |
表外読みは常用漢字表にない読み方です
「無」の意味
- 何もない、存在しないこと。
- 他の語に付いて打ち消しを示す接頭辞。
「無」は、物事が存在しないことや何も持たない状態を示す漢字です。
日常では〈無視〉〈無関心〉のように、他の言葉に付いて「~がない」という否定の意味を表す用例が多く見られます。また〈無理〉〈無敵〉などでも、その前後の語句を打ち消して強調する働きをします。
さらに仏教では、欲望や執着を離れて心が澄み切った状態を指す「無の境地」という概念にも用いられ、人生観や思想面でも重要な役割を担っています。
「無」のイメージ、名前に込める願い
「無」は“何もない”だけでなく、“とらわれからの解放”や“限りのない可能性”を連想させる漢字です。
執着や欲を手放した静かな境地を示しつつ、「無限」「無敵」のようにポジティブな言葉を形づくる力強さも持ち合わせます。
余分なものをそぎ落とす潔さと、ゼロから新たな価値を生み出す創造性を秘めている点が大きな魅力です。
ミニマルで洗練された印象を与え、芯の強さや自由な発想を連想させます。ほかの漢字と組み合わせても意味を明確に際立たせてくれるでしょう。
固定観念に縛られず、しなやかに生き抜く人物像を想起させる一字です。

しがらみにとらわれない自由な心を
「無」は執着を離れる意味を含むため、世間の枠や余計な荷物を背負わず、軽やかに人生を歩んでほしいという願いを託せます。自由な心は新しい挑戦へ踏み出す原動力にもなり、のびのびと個性を発揮できるでしょう。

欲に惑わされず澄んだ感性を育むように
仏教的な「無」は煩悩を手放した澄明な境地を示します。物質的な価値に振り回されず、本当に大切なものを見抜く感性を持てるように——そんな想いを込めることができます。澄んだ心は周囲にやすらぎをもたらし、人との関係も穏やかに結びつけてくれるでしょう。

必要なときに“ゼロリセット”できるタフネスを
独自の視点として、“無=ゼロポイント”と捉えると、どんな環境でも一度立ち止まり、頭と心をリセットして再出発できる力がイメージできます。失敗や挫折に直面しても、一旦“無”に戻り、柔軟に方向転換できるタフさは現代社会で大きな強みとなるでしょう。
「無」を使った名前
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前日(9月29日)
「名前に使える漢字」ランキング
順位 | 漢字 | 画数 | 読み | いいね |
---|---|---|---|---|
1 | 來 | 8 | くる。きたす、きたる。こちらにやってくる。これから、これから先、この次の。時間的にこれからくる未来や将来。ねぎらう、いたわる、励ます。 | |
2 | 柊 | 9 | しゅう、ひいらぎ。モクセイ科の常緑小高木、スズキ目の海魚 | |
3 | 莉 | 10 | モクセイ科の植物、茉莉花(まつりか)。ジャスミン。 | |
4 | 楓 | 13 | ふう、かえで。カエデ科カエデ属の植物の総称、襲(かさね)の色目の名、家紋のひとつ、古風でおもむきのあるもののたとえ。 | |
5 | 陽 | 12 | 太陽、日、日の光。ひなた、日が当たる側。明るく、暖かい。明るい、明らか、表に現れていること。いつわる、みせかける。うわべ、うわべの見せかけ。積極的、能動的なもの。 | |
6 | 和 | 8 | やわらぐ、なごむ、なごやか、のどか、うららか。静まる、柔らかになる、和らげる、仲良くなる。あえる、混ぜる、調合する。合わせる、合う。整う。調子を合わせる。ほどよい様子。大和、日本。海上が穏やかな様子。 | |
7 | 月 | 4 | つき。空に見える天体のひとつ。地球の衛星。ひとつき。一か月。歳月、年月。七曜のひとつ、月曜 | |
8 | 采 | 8 | さい。さいころ。六つの面に一から六までの目が入っている立方体の物。采配の略。 | |
9 | 玖 | 7 | 黒い色の美しい石。契約書や証書などで数字の九の代わりとして書く文字。 | |
10 | 葵 | 12 | あおい。アオイ科の植物の総称。 |