「元」の意味、読み方や画数は?元に込める願い、元を使った名前一覧

元

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意味・イメージ
物事の根本・起源。もとになるもの。はじめ。一番目。以前の。もとの状態。かしら・長。中心となる人。中国 など…
「元」は「元気、堅実」のイメージがあります。
「元」の意味や由来
印象・願い
元気いっぱいで心身ともに健やかに育つように。どんな事にも積極的にチャレンジをし、最後までやり通せる人に育つように。リーダーシップがあり、周囲から頼られる人に育つように。
「元」のイメージ、名前に込める願い
名前の読み方
「元」は様々な読み方があり、一文字の名前では「はじめ、げん、はる、つかさ」など、二文字名は「元貴(もとき)、元希(げんき)、天元(てんげん)、元貴(げんき)」などがあります。
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画数 4画
種類 常用漢字   名付けに使えます
名のり あさ・ちか・つかさ・なが・はじむ・はじめ・はる・まさ・もと・ゆき・よし
訓読み もと【表外読み】はじ(め)
音読み ゲン・ガン
部首 儿(にんにょう/ひとあし)
学習漢字 学習漢字2年
熟語 中元(ちゅうげん)・単元(たんげん)・紀元(きげん)・根元(こんげん/ねもと)・清元(きよもと)・貸元(かしもと)・還元(かんげん)
他字体
意味 もと、根本、根源。はじめ、はじまり、最初、一番。元号の最初の年。首長、君主、第一の人。かしら、こうべ、頭、首。大きい。正しい。美しい。
イメージ

表外読みは常用漢字表にない読み方です

「元」の意味

  • 物事の根本・起源。もとになるもの。
  • はじめ。一番目。
  • 以前の。もとの状態。
  • かしら・長。中心となる人。
  • 中国の王朝名(元)。

「元」は「物事の根本」や「起源」を表す漢字です。

「元気」「元旦」「元祖」など、日常語にも多く登場し、始まりや中心を示すイメージが感じられます。また、「元通り」「元の場所」のように、以前の状態へ戻る意味でもよく使われます。

さらに、組織や集団の「元老」「首元(かしらもと)」のように、長や中心人物を指す用法もあります。歴史的には、中国の大帝国「元」王朝の国号としても知られています。

このように「元」は、根本・起点・中心を指し示す多面的で魅力的な漢字です。

「元」のイメージ、名前に込める願い

「元」は、気力や活力がみなぎっている印象を持つ漢字です。

健康的で活発、常に元気いっぱいの姿を連想出来ます。

始まり、もとの意味から、どんな時でも初心に返れる思慮深い人とも捉えることが出来ます。

環境などが変わると、良くも悪くも人は変わるもの。自分の中で譲れないものは譲らない強かさを持てるでしょう。

面倒な事でも率先して動くので、周囲の信頼も得るはずです。

リーダシップを持つ人は、人望を集めやすい朗らかで優しい人物であることが多いもの。

いざという時には自分から人を頼れる素直な性格から、友人関係にも恵まれるはずです。

爽やかな笑顔で失敗などを引きずらないポジティブさも魅力になるでしょう。

器が大きく、大らかな人格者が想像出来ます。

様々な印象を与えてくれるので名付けの幅も広がります。

  • 元気
  • 健康的
  • 明るい
  • 素直
  • 活発
  • 力強い
  • エネルギッシュ
  • 努力家
  • 大らか
  • 思慮深い
  • 真摯
  • 冷静
  • 客観的
  • リーダーシップ
  • 礼儀正しい
  • 積極的
  • 信頼

これらのイメージから、このような願いを込めることができます。

元気いっぱいで心身ともに健やかに育つように

どんな事にも積極的にチャレンジをし、最後までやり通せる人に育つように

リーダーシップがあり、周囲から頼られる人に育つように

「元」の読み方いろいろ

「元」の 音読みは「げん、がん」、訓読みでは「もと、はじ(め)」と読みます。

名前に使える読み方は「あさ、ちか、つかさ、とも、なが、はじむ、はじめ、はる、まさ、もとい、もとし、ゆき、よし」など実に様々。

「元」1文字で、「はじめ、げん」の響きの名前も人気です。

「元」は、男の子の名前の中でも高い人気を誇る漢字です。

少数派ではありますが、「元佳(もとか)」のように「もと」の響きで女の子の名づけにも使われます。

古くから男の子の名前につけられてきた「元」の画数は、3画。とてもシンプルで、込める意味も分かりやすいのが魅力です。

組み合わせる漢字によっても、込める願いを変えられるので汎用性も高いでしょう。

特に2文字での組み合わせが人気で、頭字、止め字どちらも人気です。

「元」の漢字の説明の仕方

  • 元気の「元」
  • 和泉元彌の「元」
  • 松田元太の「元」

「元」を使った熟語

八元八凱(はちげんはちがい)
高い徳と清く正しい心を持つ人物のことです。「元」は善を指し、「凱」は高い徳を指します。
古代中国に語り継がれた神話に登場する帝王・高辛氏の才子の八人は心が清く「八元」と呼ばれました。
同じく神話に登場する帝王・高陽氏の才子である徳の高い八人は「八凱」と呼ばれたことから生まれた熟語です。
今でこそ、根本や始まりの意味を持つ「元」ですが、「善」の意味もあったんです。
元気 (げんき)
心身ともに活動の源になる力のことです。また、体調に変わりなく健康であること、天地の間に合って万物を生成する精気も指します。
類義語に活気、生気があります。普段何不自由なく生活しても、いざ体調が悪くなった時に健康の大切さを実感してしまいます。
心身ともに一度崩れれば元の状態に戻すのが至難の業です。間違いなく生きている上で、かけがいのないものでしょう。
生まれてきてくれた子どもが、なに不自由なく健康に育ってくれるのが一番、というご両親も多いはずです。

「元」を使ったおすすめの名前

「元」を使ったおすすめの名前をご紹介します。リンク先で姓名判断もできるので気になる名前があったらチェックしてみてください。

男の子の名前

元樹(げんき、もとき)

男の子の名づけの中でも特に人気のある「樹」を止め字にした名前です。
大きな木を大樹と言うように、冬でも立ち続ける丈夫で立派な木を指します。
響きが「げんき」なので、自然と「元気」を彷彿とさせます。
画数がシンプルな「元」との相性が良く、全体的な字面もとても整っています。おしゃれな印象も与えるでしょう。
心身ともに健康的で、大樹のように大きくどっしりとした人物に育つように、と願いが込められています。

おすすめの名前ピックアップ

⇒「元」を使った男の子の名前をすべて見る

女の子の名前

元世(もとよ)

「世」と組み合わせた女の子の名前です。世の中や一生などの意味を持つ「世」は、時代や年数を意味します。
古風な響きで、字面もシンプル。洗練された印象も与えます。強く優しい大和撫子を想像出来るでしょう。
「元」は始まりの意味を持つため、先人たちの意志を引き継げる聡明な女性に育つように、と願いが込められています。

おすすめの名前ピックアップ

⇒「元」を使った女の子の名前をすべて見る

「元」を使った名前

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「名前に使える漢字」ランキング

順位 漢字 画数 読み いいね
1 9 しゅう、ひいらぎ。モクセイ科の常緑小高木、スズキ目の海魚
178
2 8 くる。きたす、きたる。こちらにやってくる。これから、これから先、この次の。時間的にこれからくる未来や将来。ねぎらう、いたわる、励ます。
281
3 12 太陽、日、日の光。ひなた、日が当たる側。明るく、暖かい。明るい、明らか、表に現れていること。いつわる、みせかける。うわべ、うわべの見せかけ。積極的、能動的なもの。
550
4 8 さい。さいころ。六つの面に一から六までの目が入っている立方体の物。采配の略。
234
5 8 茉莉。ジャスミン。モクセイ科の常緑小低木
161
6 10 モクセイ科の植物、茉莉花(まつりか)。ジャスミン。
582
7 7 黒い色の美しい石。契約書や証書などで数字の九の代わりとして書く文字。
158
8 8 やわらぐ、なごむ、なごやか、のどか、うららか。静まる、柔らかになる、和らげる、仲良くなる。あえる、混ぜる、調合する。合わせる、合う。整う。調子を合わせる。ほどよい様子。大和、日本。海上が穏やかな様子。
327
9 12 あおい。アオイ科の植物の総称。
382
10 11 時間的または空間的に遠い、はるか、永遠。どこまでも続く様子。ゆったり、のんびりしている、のどかな様子。気の長い、急がない。
373

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