「朔」の意味、読み方や画数は?朔に込める願い、朔を使った名前一覧

朔

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意味・イメージ
新月。月が完全に欠ける日。ついたち。陰暦で月の第一日。北。方角の北を示す。はじめ。物事の起点。 など…
「朔」は「かっこいい、冬」のイメージがあります。
「朔」の意味や由来
印象・願い
いつも物事の始まりのように新鮮な気持ちで人生を歩んでいけるような人に。人生において一番を目指せるような才能のある人になってほしい。新しいことに前向きに取り組むことができるような人……
「朔」のイメージ、名前に込める願い
名前の読み方
「朔」は様々な読み方があり、一文字の名前では「さく、はじめ」など、二文字名は「朔久(さく)、朔玖(さく)、朔空(さく)、朔也(さくや)」などがあります。
「朔」を使った名前一覧を見る
画数 10画
種類 人名用漢字   名付けに使えます
名のり きた・はじめ・もと
訓読み ついたち・きた
音読み サク
部首 月(つき/つきへん)
他字体
意味 さく。新月、月と太陽との視位置の黄経が等しくなることおよび時刻。陰暦で月初めの日、古代中国における歳末の翌年の暦と政令の頒布
イメージ

表外読みは常用漢字表にない読み方です

「朔」の意味

  • 新月。月が完全に欠ける日
  • ついたち。陰暦で月の第一日
  • 北。方角の北を示す
  • はじめ。物事の起点

「朔(さく)」は、月の満ち欠けが一巡して迎える新月を表す漢字です。

そこから転じて、陰暦の月初である「ついたち」の意味にも用いられます。また、方角では「北」を指し、「はじめ」「起点」という意味も含みます。

物事が新しく始まることを連想させる、清々しく希望に満ちた漢字で、人名にも用いられます。

「朔」の名前の意味やイメージ、名前に込める願い

  • 物事のはじまり
  • 新しいことへ向かう
  • 月の満ち欠けのような繰り返し
  • 一番目

1日を意味する漢字であることから、物事の始まりや新しいスタートを切るような印象を受ける文字です。なんらかの分野でトップを目指せそうな雰囲気もありますね。

また、北の方角を意味することから冬のイメージもあります。

こうしたイメージから「朔」がつく名前に以下のような願いを込めることができます。

いつも物事の始まりのように新鮮な気持ちで人生を歩んでいけるような人に

人生において一番を目指せるような才能のある人になってほしい

新しいことに前向きに取り組むことができるような人になってほしい

「朔」の読み方いろいろ

音読みの「さく」、訓読みの「きた」のほか、「ついたち」「はじめ」「もと」などと読ませることができます。

「朔」の漢字の説明の仕方

  • はっさくの朔
  • 萩原朔太郎(大正時代の詩人)の朔

「朔」は、名前以外であまり使うことのない漢字なので、以前は説明が難しいこともありました。現在は、名前に使う漢字としての認知度は上がっているので、上記の説明や、「最近名付けでよく使われる…」という説明でも伝わるようになってきています。

「朔」を名前に使う際の注意点

「朔」は「一日」を表すことから、短い、儚い、というイメージが持たれる場合も。

荘子の言葉で「朝菌(ちょうきん)は晦朔(かいさく)を知らず」がありますが、朝菌は朝生えて晩には枯れてしまうキノコを指し、晦朔は朝晩を意味することから、命が短いことの例えとして使われます。

しかし、これは漢字の意味の一側面なので、マイナスの意味だけをフィーチャーせず、広い視野で漢字の持つ意味やイメージを捉えるようにしましょう。

「朔」がつくおすすめの名前

「朔」といえば、2004年に映画化され大ヒットした「世界の中心で愛を叫ぶ」の主人公、朔太郎を思い浮かべる方もいるのではないでしょうか。この映画の影響で朔太郎という名前は2013年に男の子の名前ランキングに入っています。その後、徐々に他の読み方、組み合わせ方でも名前に使われるようになってきました。

複数の意味を持つ「朔」ですが、意味やイメージよりも字面や響きが好まれて人気が出てきた漢字と言えるでしょう。

「朔」がつくおすすめの名前をご紹介します。リンク先で姓名判断もできるので気になる名前があったらチェックしてみてください。

朔がつく男の子の名前

朔(はじめ、さく)

はじまりを表す名前で縁起がよく、人生において一番を目指すような前向きな子に育ってくれそうな名前ですね。長男だからという理由にもよさそうです。

朔也(さくや)

これからスタートする人生が豊かなものになるように。「也」は断定を表す漢字なので、この子の人生は良い人生になる!と断言する気持ちでつけられそうな名前です。

おすすめの名前ピックアップ

⇒「朔」がつく男の子の名前をすべて見る

朔がつく女の子の名前

朔楽(さくら)

人生を前向きに、楽しく歩んで行けるような子に。「さくら」という名前は人気ですが花の「桜」以外の文字がいいというときにもおすすめです。

おすすめの名前ピックアップ

⇒「朔」がつく女の子の名前をすべて見る

「朔」を使った名前

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「名前に使える漢字」ランキング

順位 漢字 画数 読み いいね
1 9 しゅう、ひいらぎ。モクセイ科の常緑小高木、スズキ目の海魚
133
2 8 くる。きたす、きたる。こちらにやってくる。これから、これから先、この次の。時間的にこれからくる未来や将来。ねぎらう、いたわる、励ます。
270
3 8 やわらぐ、なごむ、なごやか、のどか、うららか。静まる、柔らかになる、和らげる、仲良くなる。あえる、混ぜる、調合する。合わせる、合う。整う。調子を合わせる。ほどよい様子。大和、日本。海上が穏やかな様子。
306
4 10 モクセイ科の植物、茉莉花(まつりか)。ジャスミン。
566
5 12 太陽、日、日の光。ひなた、日が当たる側。明るく、暖かい。明るい、明らか、表に現れていること。いつわる、みせかける。うわべ、うわべの見せかけ。積極的、能動的なもの。
517
6 12 あおい。アオイ科の植物の総称。
376
7 7 黒い色の美しい石。契約書や証書などで数字の九の代わりとして書く文字。
150
8 4 つき。空に見える天体のひとつ。地球の衛星。ひとつき。一か月。歳月、年月。七曜のひとつ、月曜
380
9 8 さい。さいころ。六つの面に一から六までの目が入っている立方体の物。采配の略。
222
10 13 ふう、かえで。カエデ科カエデ属の植物の総称、襲(かさね)の色目の名、家紋のひとつ、古風でおもむきのあるもののたとえ。
173

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