「飛」の意味、読み方や画数は?飛に込める願い、飛を使った名前一覧
- 意味・イメージ
- とぶ。鳥が空をかける。とびはねる、とび上がる、とびちる。飛ぶように早く行かせる、とばす。たかい。根も など…
- 「飛」は「元気、希望」のイメージがあります。
- ▼「飛」の意味や由来
- 印象・願い
- 自分の夢に向かって努力出来る人に育つように。空を飛ぶ鳥のように自由で大らかに育つように。仲間を大切に出来て、輝く未来に向かって羽ばたいていけるように。鳥などの動物の羽根を意味する……
- ▼「飛」のイメージ、名前に込める願い
- 名前の読み方
- 「飛」は、名前として「朝飛(あさひ)、飛羽(とわ)、飛鳥(あすか)、陽飛(はると)、飛翔(つばさ)、旭飛(あさひ)、颯飛(はやと)」などの読み方で使われています。
- ▼「飛」を使った名前一覧を見る
画数 | 9画 |
---|---|
種類 | 常用漢字 名付けに使えます |
名のり | たか |
訓読み | と(ぶ)・と(ばす) |
音読み | ヒ |
部首 | 飛(とぶ) |
学習漢字 | 学習漢字4年 |
熟語 | 突飛(とっぴ)・雄飛(ゆうひ) |
他字体 | |
意味 | とぶ、とばす。空で動く、空を飛ぶ。飛び上がる、飛び散る。早く行く、急な。空を飛ぶように早いこと。超える。伝わる。高い、高いところにある。 |
イメージ |
表外読みは常用漢字表にない読み方です
「飛」の意味
- とぶ
- 鳥が空をかける
- とびはねる、とび上がる、とびちる
- 飛ぶように早く行かせる、とばす
- たかい
- 根も葉もない、でたらめ
- 「飛車」の略
- 「飛騨」の国の略
「飛」は、鳥が翼を羽ばたかせて飛ぶ姿が連想出来る漢字です。
ヘリコプターや飛行機なども飛べるため、私たちの生活でも目にする機会が多いでしょう。
広く澄んだ空を自在に飛ぶ姿は、自由さを彷彿とさせます。
力強く羽ばたく姿も鷹や鷲などの猛禽類が滑空する姿も、どれも格好良く誇り高さを感じます。
勢いがある様を「飛ぶ鳥を落とす勢い」とも表現されますね。
飛ぶように早い「飛脚」
「飛」は、まるで飛ぶように走るの意味も持つ漢字です。
江戸時代の日本では、現代のような車はなくタクシーや郵便も全て人の脚によって運ばれていました。
強靭な脚力と体力で飛ぶように走る配達員は「飛脚」と呼ばれました。
将棋、地域名…「飛」は色々な意味がある
「飛」は、将棋においての「飛車」や現在の岐阜県飛騨地方に存在した「飛騨の国」の略字としても知られてる漢字です。
飛騨の国はもうありませんが、飛騨地方や飛騨山脈として名前が残されました。
飛騨山脈は日本で3番目に高い山でもあります。とても雪深く、曽根山脈、赤石山脈とともに「日本アルプス」とも呼ばれます。
その他にも、・根も葉もない、でたらめと言う意味も持ち、根も葉もない噂のことを「飛語」とも言います。
飛の漢字の成り立ち・由来
「飛」は、空を飛んでいる鳥を正面から描いた象形文字が成り立ちの漢字です。
「飛」の下の部分は、鳥が羽根を下に降ろし一生懸命羽ばたかせている様を表しています。
この成り立ちからも分かるように、「飛ぶ」は本来「鳥が飛ぶ」飛ぶ行為そのものを指していました。
それが拡大解釈され、鳥ように飛ぶものに対しても使われるようになりました。
現代では、飛行機など「飛ぶ」イメージのものはたくさんあります。
まだ飛行機がなかった時代から、人は鳥のように空を飛ぶことに憧れてきました。
飛行機だけでなく、パラグライダーや気球に乗って空の空気を味わう瞬間はいつでもドキドキわくわくするものです。
「飛」のイメージ、名前に込める願い
「飛」は、羽ばたく鳥の姿から力強さや自由を連想出来ます。
自由さは大らかさにもつながり、活発で元気いっぱいな姿を連想出来るでしょう。
どんな時でも笑顔で穏やかな性格は、周囲の人を和ませ元気づけるはずです。
円滑な人間関係に恵まれ、愛らしく好奇心旺盛に成長してくれます。
優雅で強い鳥もイメージできる
渡り鳥など目的地に向かって長時間飛ぶ姿は、努力家で希望に突き進む様子が思い浮かびます。
努力が出来るのは、実りある人生を送るためにも大切なことです。
並んで飛ぶことで上昇気流を利用する渡り鳥のように協調性の高さも伺えます。
鷹や鷲のような強さや凛とした姿も連想出来るでしょう。ツルやキジバトは夫婦仲が良いことでも有名です。
大きな翼を広げて空を飛ぶ姿は、自分の力で未来を切り開く頼もしさや逞しさも伺えます。
様々な印象を与えてくれるので名付けの幅も広がります。
- 自由
- 健康
- 活発
- 好奇心旺盛
- 明るい
- 快活
- 朗らか
- 穏やか
- 大らか
- 優しい
- 愛らしい
- 協調性
- 努力家
- 希望
- 力強い
- 逞しい
- 美しい
- 友達思い
これらのイメージから、このような願いを込めることができます。

自分の夢に向かって努力出来る人に育つように

空を飛ぶ鳥のように自由で大らかに育つように

仲間を大切に出来て、輝く未来に向かって羽ばたいていけるように
「飛」の読み方いろいろ
「飛」の音読みは「ヒ」、訓読みは「と(ぶ)、と(ばす)」です。
例外的に「飛鳥(あすか)」と読まれることもあり、名前としても中世的な響きから、男女問わず人気のある名前でもあります。
名づけに使われる読みは、「たか」があります。
「飛」は圧倒的に男の子の名づけに人気のある漢字です。特に「と、ひ、たか」の響きで人気があります。
多くの人が空を飛ぶイメージを連想するので、空に関係した漢字や飛ぶことと相性の良い漢字が選ばれる傾向にあります。
画数は9画と少々画数の多い漢字ではありますが、全体的に整った印象を受けます。
同じ意味を持つ「翔」も「と」の響きで人気の漢字ですが、あえて「飛」を選ぶことで、よりシンプルで個性的な印象になります。
「飛」を名前に使う際の注意点
「飛」は、自由に鳥が飛ぶ姿から自由や自分らしさを連想出来る漢字です。
自由に明るい未来へ羽ばたいて欲しいという願いが込められる一方、どこへなりとも飛んでいけるため落ち着きがない子になるのではないか、と避けられる漢字でもあります。
しかし、好きな場所で思うように過ごせるのが飛べることの良いところです。
どんな時でも自分らしさを失わず自分らしく生きるのは、集団社会で生きていく上で意外と難しいもの。
大切なのは、ご両親がどんな願いを生まれてきてくれた子どもの名前に込めたいか、です。
ツバメやカモを始めとする渡り鳥は、毎年海を渡って日本に帰ってきます。
落ち着きがないのではなく、自立していると捉えることが出来ます。
「飛」の漢字の説明の仕方
- とぶの「飛」
- 張飛の「飛」
- 浮所飛貴の「飛」
「飛」を使った熟語
- 飛躍(ひやく)
- 飛び上がるの意味です。また、大きく発展して活躍すること、めざましい勢いで進歩や発展を遂げること、論理や考えなどが順を追わずに急に離れる、他所に移ることも指します。
段階を飛ばして急速に進むため、技術の発展や成長が著しい時の表現として使われます。
例年に比べてさらなる成長を遂げた年にすることを「飛躍の年」とも言うでしょう。
大いに活動する、の意味を持つためポジティブなイメージがある熟語です。 - 飛兎竜文(ひとりょうぶん)
- 類まれな素晴らしい才能を持っている若者や子どものことです。神童も指します。
「飛兎」も「竜文」も走るスピードが優れている駿馬のこと。賢く優れている子どもの例えとして度々使われます。
馬が移動手段だった時代、足が速く体力も恵まれている馬ほど身分の高い人物に献上されていました。
血筋や生まれ持った才能が大きな差をつける馬は、現代でも競馬や乗馬競技で圧巻な活躍を見られます。
「飛」を使ったおすすめの名前
「飛」を使ったおすすめの名前をご紹介します。リンク先で姓名判断もできるので気になる名前があったらチェックしてみてください。
男の子の名前
飛羽(とわ)

鳥などの動物の羽根を意味する「羽」と組み合わせた名前です。
中性的な響きと字面なので、性別問わず名付けられるでしょう。
飛ぶ時に必要不可欠な「羽」は、「飛」との相性もぴったりです。
温かくふんわりとした優しいイメージから、誰かを包み込めるような優しい人になって欲しいと願いが込められています。
速飛(はやと)

「速」と組み合わせた男の子の名前です。スピードの速さを連想させる「速」は、「音速」「快速」の熟語でも使われます。
鳥の中でも大きな翼で滑空し、音もなく獲物を狩る猛禽類の飛び方を彷彿とさせる名前です。
「飛」との相性も良い漢字で、字面のバランスも整っています。
冷静な決断が早く的確で、自分の目標に向かって羽ばたいていけるようにと願いが込められている名前です。
おすすめの名前ピックアップ
「飛」を使った名前
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前日(7月17日)
「名前に使える漢字」ランキング
順位 | 漢字 | 画数 | 読み | いいね |
---|---|---|---|---|
1 | 來 | 8 | くる。きたす、きたる。こちらにやってくる。これから、これから先、この次の。時間的にこれからくる未来や将来。ねぎらう、いたわる、励ます。 | |
2 | 陽 | 12 | 太陽、日、日の光。ひなた、日が当たる側。明るく、暖かい。明るい、明らか、表に現れていること。いつわる、みせかける。うわべ、うわべの見せかけ。積極的、能動的なもの。 | |
3 | 采 | 8 | さい。さいころ。六つの面に一から六までの目が入っている立方体の物。采配の略。 | |
4 | 莉 | 10 | モクセイ科の植物、茉莉花(まつりか)。ジャスミン。 | |
5 | 葵 | 12 | あおい。アオイ科の植物の総称。 | |
6 | 和 | 8 | やわらぐ、なごむ、なごやか、のどか、うららか。静まる、柔らかになる、和らげる、仲良くなる。あえる、混ぜる、調合する。合わせる、合う。整う。調子を合わせる。ほどよい様子。大和、日本。海上が穏やかな様子。 | |
7 | 悠 | 11 | 時間的または空間的に遠い、はるか、永遠。どこまでも続く様子。ゆったり、のんびりしている、のどかな様子。気の長い、急がない。 | |
8 | 玖 | 7 | 黒い色の美しい石。契約書や証書などで数字の九の代わりとして書く文字。 | |
9 | 音 | 9 | (耳で感じ取ることができる)おと。ねいろ、ふし、うた。噂、評判。たより、訪れ、しらせ、消息。言葉や言語。声、なき声。 | |
10 | 凪 | 6 | なぎ。風や波がなく、穏やかになっている海面の状態、物事が安定しておさまっているさま。 |