「郷」の意味、読み方や画数は?郷に込める願い、郷を使った名前一覧
- 意味・イメージ
- ふるさと、生まれ育った土地。いなか。村や町などの集落。行政区画のひとつ。昔の地方の単位。 など…
- 「郷」は「自然」のイメージがあります。
- ▼「郷」の意味や由来
- 印象・願い
- 人と人を結ぶ、温かな心を育むように。原点を忘れずに、新天地でも羽ばたけるように。ローカルの魅力を世界へ届ける架け橋に。
- ▼「郷」のイメージ、名前に込める願い
- 名前の読み方
- 「郷」は様々な読み方があり、一文字の名前では「ごう、さと、きょう、あきら」など、二文字名は「美郷(みさと)、稚郷(ちさと)、郷歌(きょうか)、郷子(さとこ)」などがあります。
- ▼「郷」を使った名前一覧を見る
| 画数 | 11画 |
|---|---|
| 種類 | 常用漢字 名付けに使えます |
| 名のり | あき・あきら・のり・むら |
| 訓読み | 【表外読み】さと |
| 音読み | キョウ・ゴウ |
| 部首 | 阝(おおざと/おおざる) |
| 学習漢字 | 学習漢字6年 |
| 熟語 | 水郷(すいきょう/すいごう)・他郷(たきょう)・同郷(どうきょう)・故郷(こきょう)・家郷(かきょう)・帰郷(ききょう)・異郷(いきょう)・望郷(ぼうきょう)・酔郷(すいきょう) |
| 他字体 | 鄕 異体字・同字 |
| 意味 | きょう、ごう、さと。ふるさと、都会から離れた土地。素朴で落ち着きのある土地を指す言葉。 |
| イメージ |
表外読みは常用漢字表にない読み方です
「郷」の意味
- ふるさと、生まれ育った土地
- いなか。村や町などの集落
- 行政区画のひとつ。昔の地方の単位
「郷」は、生まれ育った土地やふるさとを表す漢字です。
幼少期を育んだ懐かしい場所、心のよりどころとなる故郷のイメージを含んでいます。また、村里や田園風景が広がるいなかを指す言葉としても用いられ、都会の喧騒から離れた穏やかな地を思い浮かべさせます。
歴史的には、律令制で国・郡の下に置かれた行政区画「郷」を指し、地域社会のまとまりや伝統文化の拠点として機能してきました。
「郷」のイメージ、名前に込める願い
「郷」は“ふるさと”を意味し、懐かしく温かな土地の記憶を呼び覚ます漢字です。
里山をわたる風や田園に実る稲穂、夕暮れに立ちのぼる炊煙―そんな穏やかで安心感に満ちた情景を思い浮かべる人も多いでしょう。
都会の喧騒から一歩離れ、心がほぐれるような安らぎを運んでくれる文字でもあります。
名前に用いると、伝統や人とのつながりを大切にしながら、自分の原点を忘れない人物像をイメージできます。
温厚で面倒見が良く、人と人を結びつける“帰る場所”のような存在――そんなあたたかい人柄を連想させる点も魅力です。
歴史的に地域社会を支えた行政区分でもあったことから、「郷」はコミュニティへの貢献や連帯感も象徴します。故郷を胸に、新しい地でも根を張り、人々に愛される人生への願いを託せます。

人と人を結ぶ、温かな心を育むように
「郷」は“帰る場所”の象徴。名前に選べば、家族や友人にとっての拠り所となるような、親しみと包容力をもった人に育つことを願えます。懐かしいふるさとの風景のように、そばにいるだけで周囲の心をほぐす存在をイメージできます。

原点を忘れずに、新天地でも羽ばたけるように
土地や時代が変わっても、自分のルーツを胸に前向きに挑戦していく――そんな力強さを「郷」は秘めています。ふるさとで培った価値観やあたたかい心を大切にしながら、新しい環境にも溶け込み活躍できる人物像を期待できます。

ローカルの魅力を世界へ届ける架け橋に
近年注目される「地域発信」「里山資本主義」などのキーワードとも相性の良い漢字です。郷土の文化や自然の恵みを世界へ伝えるクリエイターや起業家、あるいは地方と都市をつなぐプランナーなど、独自の視点で社会に貢献する未来も描けます。自分のルーツを強みに変え、グローバルに活躍してほしい――そんな新しい願いを託すことができます。
「郷」を使った名前
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前日(12月15日)
「名前に使える漢字」ランキング
| 順位 | 漢字 | 画数 | 読み | いいね |
|---|---|---|---|---|
| 1 | 柊 | 9 | しゅう、ひいらぎ。モクセイ科の常緑小高木、スズキ目の海魚 | |
| 2 | 來 | 8 | くる。きたす、きたる。こちらにやってくる。これから、これから先、この次の。時間的にこれからくる未来や将来。ねぎらう、いたわる、励ます。 | |
| 3 | 陽 | 12 | 太陽、日、日の光。ひなた、日が当たる側。明るく、暖かい。明るい、明らか、表に現れていること。いつわる、みせかける。うわべ、うわべの見せかけ。積極的、能動的なもの。 | |
| 4 | 采 | 8 | さい。さいころ。六つの面に一から六までの目が入っている立方体の物。采配の略。 | |
| 5 | 茉 | 8 | 茉莉。ジャスミン。モクセイ科の常緑小低木 | |
| 6 | 莉 | 10 | モクセイ科の植物、茉莉花(まつりか)。ジャスミン。 | |
| 7 | 玖 | 7 | 黒い色の美しい石。契約書や証書などで数字の九の代わりとして書く文字。 | |
| 8 | 和 | 8 | やわらぐ、なごむ、なごやか、のどか、うららか。静まる、柔らかになる、和らげる、仲良くなる。あえる、混ぜる、調合する。合わせる、合う。整う。調子を合わせる。ほどよい様子。大和、日本。海上が穏やかな様子。 | |
| 9 | 葵 | 12 | あおい。アオイ科の植物の総称。 | |
| 10 | 悠 | 11 | 時間的または空間的に遠い、はるか、永遠。どこまでも続く様子。ゆったり、のんびりしている、のどかな様子。気の長い、急がない。 |
