「芙」の意味、読み方や画数は?芙に込める願い、芙を使った名前一覧

芙

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意味・イメージ
ハス。はちす。スイレン科の多年草。フヨウ。 など…
「芙」は「可愛い、自然、草花・樹木、夏」のイメージがあります。
「芙」の意味や由来
印象・願い
ハスのように華やかで美しい人になるように。清らかなハスのように、素直で人々を引き付ける魅力を持てるように。辛いことがあっても、いつか努力が実り花咲くような人生を送れるように。
「芙」のイメージ、名前に込める願い
名前の読み方
「芙」は、名前として「芙羽(ふう)、芙実(ふみ)、芙佳(ふうか)、芙美花(ふみか)、芙美(ふみ)、芙由子(ふゆこ)、芙佑子(ふゆこ)」などの読み方で使われています。
「芙」を使った名前一覧を見る
画数 7画
種類 人名用漢字   名付けに使えます
名のり はす
訓読み はす
音読み
部首 艹(くさ/くさかんむり/そうこう)
他字体
意味 植物のはす(蓮)、はちす、スイレン科の多年草。芙蓉(ふよう)、アオイ科フヨウ属の落葉低木。
イメージ

表外読みは常用漢字表にない読み方です

「芙」の意味

  • ハス。はちす。
  • スイレン科の多年草。
  • フヨウ。

「芙」は、ハスやスイレン科の多年草を意味する漢字です。

またフヨウという花の漢字表記である「芙蓉」にも用いられます。

ハス・フヨウの花言葉

「芙」を意味するハスは、夏の朝にのみその美しい姿を見ることのできる花です。

ハスは、聖なる花です。花言葉は、「清らかな心」「神聖」「雄弁」など。

ピンクやオレンジが入り混じったような不思議な色は、スリランカの言葉で「パパラチア」と呼ばれ希少なサファイアの名前を冠しています。

またフヨウの花言葉は「繊細な美」「しとやかな恋人」。上品で美しく、たおやかに咲く姿が女性にぴったりな花と言えるでしょう。

「芙」の漢字の成り立ち・由来

「芙」は、会意兼形声文字です。

植物を意味する「艸」と成人男性を意味する「夫」が組み合わさって成り立ちました。

大きな花を咲かせる姿から「ハス」の意味が生まれました。

「芙」のイメージ、名前に込める願い

「芙」は、水辺で大輪の花を咲かせるハスのイメージから美しさや可愛らしさ、華やかさが連想できる漢字です。

爽やかな午前中にだけ凛と咲く姿を見に人が集まることから、人を集める魅力や愛嬌、素直さもうかがえるでしょう。

古くから最も極楽浄土に相応しい花とされることから、神聖さや清らかさの願いも込められます。

美しいだけじゃない内面の強さも

ハス特有のピンク色からは、大人っぽさや洗練された気品も感じることができます。

「フヨウ」のイメージや花言葉からも淑やかな美人だけでなく、暑い季節に咲くだけの強さやたくさんの花をつける逞しさも感じられるでしょう。

いつか努力が実を結び、花咲くその日まで頑張る努力家の姿もイメージできる漢字です。豊かな人生を送れるようにという想いも込めることができます。

  • 美しい
  • 可愛い
  • 華やか
  • 大輪
  • 明るい
  • 愛嬌
  • 魅力的
  • 素直
  • 努力家
  • 清らか
  • 強い
  • 夏・自然

これらのイメージから、名前にこのような由来や意味を込めることができます。

ハスのように華やかで美しい人になるように

清らかなハスのように、素直で人々を引き付ける魅力を持てるように

辛いことがあっても、いつか努力が実り花咲くような人生を送れるように

「芙」の読み方いろいろ

「芙」の音読みは「フ」、訓読みでは「はす」です。

名付けに用いられる響きは、漢字そのものの読みを生かした「フ」「はす」が用いられることが多いようです。

ほとんどの場合、女の子の名前に用いられる「芙」ですが、「芙我(ふうが)」「芙空(ふく)」のように男の子にも名付けられます。

芙を使った男の子/女の子の名前~由来&意味付け~

「芙」を使った名前を、由来や意味と共にご紹介します。リンク先で姓名判断もできるので気になる名前があったらチェックしてみてください。

芙雪(ふゆき)

「雪」を添え字に用いた男の子女の子どちらにも付けられる名前です。

本来「芙」を意味するハスは夏が見頃ですが、「雪」と組み合わせることで冬生まれの子にも名付けることができます。

真っ白で静寂な空気感から、思慮深く混じりけの無い純真さを持った子になることを願えるでしょう。

ハスのように愛らしく気高さも連想できます。

「いくつになっても素直で自然を美しいと感じられる純真さを持てるように」という願いが込められます。

⇒ 芙雪の姓名判断をチェック

芙実(はすみ)

「み」の響きで名づけに人気のある「実」を添え字に用いた名前です。

植物を意味する「芙」と相性の良い「実」は、未来への希望や将来性を連想できる漢字です。

努力したことが必ずしも報われるとは限らない厳しい現代社会で、「自分の人生を歩んでいけるように」や「努力が実を結ぶように」という思いを込めることができます。

「美しく、自分が好きなことを見つけられる人になるように」という願いが込められます。

⇒ 芙実の姓名判断をチェック

芙美夫(ふみお)

「美」を中間字に、「夫」を添え字に用いた男の子の名前です。

どちらの漢字も男の子の名づけに定番であるため、親しみやすい字面と響きになっています。

「芙」と組み合わせることで、眉目秀麗な人物を連想できるでしょう。

賢く、少しのことでは動じない自信のある様子もうかがえますよね。

「誰に対しても誠実で、どんなことがあっても冷静な人になるように」という願いが込められる名前です。

⇒ 芙美夫の姓名判断をチェック

知芙結(ちふゆ)

「知」を頭字に、「結」を添え字に用いた女の子の名前です。

日本らしい響きから伝統や美しい印象を与えられます。

「知識」のイメージからは賢く聡明さ、物や人を「結ぶ」イメージからは人と人との絆や温かさなどが連想できるでしょう。

華やかなイメージのある「芙」と組み合わせることで、可愛らしい字面になっている名前です。

「人間関係を大切にし、賢く上品な人になるように」という願いが込められます。

⇒ 知芙結の姓名判断をチェック

芙果(ふうか)

「果実」の言葉で親しまれている「果」を添え字に用いた女の子の名前です。

「ふうか」の響きは柔らかく穏やかなイメージがあるため、温和な印象を与えるでしょう。

美味しく好きな人が多い「果物」からは、「周囲の人から愛され和やかな雰囲気を持つ人になるように」という想いが込められます。

「芙」と組み合わせることで、清廉さや可愛らしさも感じられる名前です。

「実り多い人生を送れるように」という願いが込められます。

⇒ 芙果の姓名判断をチェック

男女どちらにも名付けられる名前

男の子におすすめの名前

女の子におすすめの名前

「芙」は名前に良くない?名付けの際の注意点

「芙」は、ハスや芙蓉を意味する漢字として知られているため、美しさや可愛らしさを感じられることが魅力です。

しかしハスは見頃が短く午前中にしか咲かないため儚いイメージがあります。

また芙蓉もたくさんの花を咲かせる反面、花が一日しかもたない品種もあるため同じく儚い印象を与える漢字と言えます。

類まれな美人を連想できる「芙」ですが、植物に詳しくない限りそれほど意味を知られている漢字とは言えません。

大切なのは子どもの明るい将来を想う両親の願いです。恵まれた未来を願うには、「芙」はぴったりな漢字と言えるでしょう。

「芙」を使った名前

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「名前に使える漢字」ランキング

順位 漢字 画数 読み いいね
1 8 くる。きたす、きたる。こちらにやってくる。これから、これから先、この次の。時間的にこれからくる未来や将来。ねぎらう、いたわる、励ます。
222
2 12 太陽、日、日の光。ひなた、日が当たる側。明るく、暖かい。明るい、明らか、表に現れていること。いつわる、みせかける。うわべ、うわべの見せかけ。積極的、能動的なもの。
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3 8 さい。さいころ。六つの面に一から六までの目が入っている立方体の物。采配の略。
178
4 10 モクセイ科の植物、茉莉花(まつりか)。ジャスミン。
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5 12 あおい。アオイ科の植物の総称。
347
6 8 やわらぐ、なごむ、なごやか、のどか、うららか。静まる、柔らかになる、和らげる、仲良くなる。あえる、混ぜる、調合する。合わせる、合う。整う。調子を合わせる。ほどよい様子。大和、日本。海上が穏やかな様子。
263
7 11 時間的または空間的に遠い、はるか、永遠。どこまでも続く様子。ゆったり、のんびりしている、のどかな様子。気の長い、急がない。
338
8 7 黒い色の美しい石。契約書や証書などで数字の九の代わりとして書く文字。
123
9 9 (耳で感じ取ることができる)おと。ねいろ、ふし、うた。噂、評判。たより、訪れ、しらせ、消息。言葉や言語。声、なき声。
98
10 6 なぎ。風や波がなく、穏やかになっている海面の状態、物事が安定しておさまっているさま。
67

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