「柘」の意味、読み方や画数は?柘に込める願い、柘を使った名前一覧

柘

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意味・イメージ
ツゲ科の常緑低木「柘(つげ)」。つげ材の総称。緻密で堅牢な木質。ものさし・将棋の駒・印鑑など精密加工 など…
「柘」の意味や由来
印象・願い
強い意志を持って困難に立ち向かえるように。繊細な心を持ち、思いやりにあふれた人になれるように。日本の伝統美を大切にする心を持てるように。
「柘」のイメージ、名前に込める願い
名前の読み方
「柘」は様々な読み方があり、一文字の名前では「ひろむ」など、二文字名は「柘木梛(つきな)、璃柘(りつ)、俐柘(りつ)、織柘(りつ)」などがあります。
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画数 9画
種類 人名用漢字   名付けに使えます
名のり
訓読み やまぐわ・つげ
音読み シャ
部首 木(き/きへん)
他字体
意味 しゃ、つげ。クワ科の落葉高木、やまぐわ。ツゲ科の常緑低木、つげ。

表外読みは常用漢字表にない読み方です

「柘」の意味

  • ツゲ科の常緑低木「柘(つげ)」
  • つげ材の総称。緻密で堅牢な木質
  • ものさし・将棋の駒・印鑑など精密加工品に用いられる

「柘」はツゲ科の常緑低木である〈つげ〉を指す漢字です。常緑樹ゆえ一年を通じて青々とした葉を保ち、古来より庭木や垣根として親しまれてきました。

木質は日本産樹木の中でも屈指の緻密さと硬度を誇り、狂いが少ないため
・目盛り精度を要する物差し
・磨くほど艶を増す将棋駒や櫛
・耐久性が求められる印鑑
といった工芸・実用品の材料として重宝されています。

この「揺るがぬ強さ」と「丹精込めて磨くほど深まる艶」から、芯の強さ・上質さ・長く愛される品格を象徴する一字として名付けに活かせます。読みは〈つげ〉が主で希少ですが、その分個性を演出しやすい点も魅力です。

「柘」のイメージ、名前に込める願い

「柘」は、職人技術の高さや日本の伝統美を感じさせる漢字です。

堅くて緻密な木材の特性から、強い意志や細やかな心遣いを連想することができます。

使い込むほどに味わいを増す様子は、年を重ねるごとに人間性が磨かれていく姿を想像させます。

日本人に古くから親しまれてきたことから、日本の伝統や文化を大切にする心も感じ取れます。

「柘」という漢字からは、芯の強さと繊細さを兼ね備えた、品格のある人物像が浮かび上がります。

強い意志を持って困難に立ち向かえるように

「柘」の木は非常に堅い材質であることから、強い意志力を連想させます。

どんな困難にも屈することなく、自分の信念に基づいて物事に取り組む姿勢を象徴しています。

たとえ失敗しても、くじけずに立ち上がる強さを秘めた名前といえるでしょう。

人生の荒波に負けない心の強さを育んでいってほしいという願いが込められています。

繊細な心を持ち、思いやりにあふれた人になれるように

「柘」の材は緻密で美しい木目が特徴的です。その繊細さから、他者への思いやりや優しさを連想できます。

人の気持ちを敏感に感じ取り、きめ細やかな心遣いができる人になってほしいという願いが込められています。

相手の立場に立って考えられる想像力と、それを形にできる行動力を兼ね備えた、思慮深い人物を目指してほしいですね。

日本の伝統美を大切にする心を持てるように

「柘」は将棋の駒や印鑑など、日本の伝統工芸品の材料として親しまれてきました。

その歴史の中で培われてきた職人の技術や美意識は、日本人の誇りともいえるものです。

「柘」の名を持つ子どもには、そうした日本の伝統美を理解し、大切にする心を育んでほしいと願っています。

古きよきものを守りながら、新しい価値を生み出していける創造性豊かな人になってくれることでしょう。

「柘」を使った名前

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「名前に使える漢字」ランキング

順位 漢字 画数 読み いいね
1 8 くる。きたす、きたる。こちらにやってくる。これから、これから先、この次の。時間的にこれからくる未来や将来。ねぎらう、いたわる、励ます。
222
2 12 太陽、日、日の光。ひなた、日が当たる側。明るく、暖かい。明るい、明らか、表に現れていること。いつわる、みせかける。うわべ、うわべの見せかけ。積極的、能動的なもの。
392
3 8 さい。さいころ。六つの面に一から六までの目が入っている立方体の物。采配の略。
178
4 10 モクセイ科の植物、茉莉花(まつりか)。ジャスミン。
513
5 12 あおい。アオイ科の植物の総称。
347
6 8 やわらぐ、なごむ、なごやか、のどか、うららか。静まる、柔らかになる、和らげる、仲良くなる。あえる、混ぜる、調合する。合わせる、合う。整う。調子を合わせる。ほどよい様子。大和、日本。海上が穏やかな様子。
263
7 11 時間的または空間的に遠い、はるか、永遠。どこまでも続く様子。ゆったり、のんびりしている、のどかな様子。気の長い、急がない。
338
8 7 黒い色の美しい石。契約書や証書などで数字の九の代わりとして書く文字。
123
9 9 (耳で感じ取ることができる)おと。ねいろ、ふし、うた。噂、評判。たより、訪れ、しらせ、消息。言葉や言語。声、なき声。
98
10 6 なぎ。風や波がなく、穏やかになっている海面の状態、物事が安定しておさまっているさま。
67

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