「趣」の意味、読み方や画数は?趣に込める願い、趣を使った名前一覧
- 意味・イメージ
- おもむき。味わい。全体から感じられるようす。心の向かうところ。目的・意向・趣旨。うながす。せきたてる など…
- ▼「趣」の意味や由来
- 印象・願い
- 日常の風景を味わい尽くせるように。ぶれない目的意識を持って歩めるように。そっと背中を押し、新しい価値を生み出せるように。
- ▼「趣」のイメージ、名前に込める願い
- 名前の読み方
- 「趣」は様々な読み方があり、一文字の名前では「しゅう」など、二文字名は「趣里(しゅり)、趣奈(しゅな)、趣梨(しゅり)、趣羽(しゅう)」などがあります。
- ▼「趣」を使った名前一覧を見る
| 画数 | 15画 |
|---|---|
| 種類 | 常用漢字 名付けに使えます |
| 名のり | とし |
| 訓読み | おもむき【表外読み】おもむ(く)・ うなが(す) |
| 音読み | シュ【表外読み】ソク |
| 部首 | 走(はしる/そうにょう) |
| 熟語 | 旨趣(ししゅ)・妙趣(みょうしゅ)・風趣(ふうしゅ)・情趣(じょうしゅ)・野趣(やしゅ)・意趣(いしゅ)・興趣(きょうしゅ) |
| 他字体 | |
| 意味 | しゅ、おもむき。急いでいく、かけつける。考え、おもしろみ、心持ち。採用する。うながす。急いで、速やかに。 |
表外読みは常用漢字表にない読み方です
「趣」の意味
- おもむき。味わい。全体から感じられるようす。
- 心の向かうところ。目的・意向・趣旨。
- うながす。せきたてる。
「趣」という漢字は「おもむき」や「味わい」といった風情や味わい深さを表します。
この漢字は単に表面的な意味だけではなく、物事に触れたときに感じられる面白さや楽しさ、また心惹かれる雰囲気など、感覚的・情緒的な要素を含んでいます。
そのため、「趣」は日常の細かな出来事や風景の中で感じ取れる、心豊かな感動や発見、そして人生を彩る楽しみや興味を象徴する漢字として、幅広い場面で使われています。
さらに、古くは「趣駕(そくが)」のように、物事を急がせたり催促したりする意味で使われることがあります。
「趣」のイメージ、名前に込める願い
「趣」は風情や味わいを感じさせる豊かな漢字です。
景色や出来事の奥にある面白みを敏感に捉え、心に彩りを加える感性を連想させます。
また「目的・意向」という意味合いも持つことから、やわらかな感性と確かな意志を両立させる人物像を思い描けます。
日常の小さな発見を楽しみながら、自分の進むべき方向へと軽やかに歩む––そんなしなやかな生き方を願いに込められます。

日常の風景を味わい尽くせるように
朝焼けの空、雨音、ふとした会話––さりげない景色から深い喜びを見出せる人は、心の豊かさを失いません。「趣」にはそんな感性を授ける願いを込められます。小さな幸せを積み重ねることで、周囲に穏やかな温もりを広げる存在になっていくでしょう。

ぶれない目的意識を持って歩めるように
「趣」には「意向・方向性」という意味もあります。やわらかな響きの中に、信念を抱いて前進する芯の強さを潜ませることができます。周囲に流されず、自分の選んだ道を楽しみながら歩む──そんな凛とした生き方を後押ししてくれるでしょう。

そっと背中を押し、新しい価値を生み出せるように
「趣」には「催促する・促す」という側面もあります。自分だけでなく、周囲の可能性に気づき、それを優しく促す人になってほしい––そんな独自の願いも込められます。人や物事の魅力を発掘し、組み合わせ、世界に新たな味わいを生み出すキュレーターのような存在へと成長していくイメージです。
「趣」を使った名前
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前日(11月2日)
「名前に使える漢字」ランキング
| 順位 | 漢字 | 画数 | 読み | いいね |
|---|---|---|---|---|
| 1 | 柊 | 9 | しゅう、ひいらぎ。モクセイ科の常緑小高木、スズキ目の海魚 | |
| 2 | 來 | 8 | くる。きたす、きたる。こちらにやってくる。これから、これから先、この次の。時間的にこれからくる未来や将来。ねぎらう、いたわる、励ます。 | |
| 3 | 和 | 8 | やわらぐ、なごむ、なごやか、のどか、うららか。静まる、柔らかになる、和らげる、仲良くなる。あえる、混ぜる、調合する。合わせる、合う。整う。調子を合わせる。ほどよい様子。大和、日本。海上が穏やかな様子。 | |
| 4 | 莉 | 10 | モクセイ科の植物、茉莉花(まつりか)。ジャスミン。 | |
| 5 | 陽 | 12 | 太陽、日、日の光。ひなた、日が当たる側。明るく、暖かい。明るい、明らか、表に現れていること。いつわる、みせかける。うわべ、うわべの見せかけ。積極的、能動的なもの。 | |
| 6 | 葵 | 12 | あおい。アオイ科の植物の総称。 | |
| 7 | 玖 | 7 | 黒い色の美しい石。契約書や証書などで数字の九の代わりとして書く文字。 | |
| 8 | 月 | 4 | つき。空に見える天体のひとつ。地球の衛星。ひとつき。一か月。歳月、年月。七曜のひとつ、月曜 | |
| 9 | 采 | 8 | さい。さいころ。六つの面に一から六までの目が入っている立方体の物。采配の略。 | |
| 10 | 楓 | 13 | ふう、かえで。カエデ科カエデ属の植物の総称、襲(かさね)の色目の名、家紋のひとつ、古風でおもむきのあるもののたとえ。 |
