「紀」の意味、読み方や画数は?紀に込める願い、紀を使った名前一覧
- 意味・イメージ
- 筋道が立っている様子。筋道を立てる。決まりや原則。定められた規則。歴史や物事の記録。書き記した書物。 など…
- 「紀」は「聡明、おおらか、誠実」のイメージがあります。
- ▼「紀」の意味や由来
- 印象・願い
- 大らかで豊かな情緒に恵まれた人になるように。計画性があり、一度始めたことを最後までやり遂げられる人になるように。正義感に溢れ、誰に対しても誠実で真っ直ぐな人になるように。
- ▼「紀」のイメージ、名前に込める願い
- 名前の読み方
- 「紀」は、名前として「晴紀(はるき)、真紀(まき)、陽紀(はるき)、斗紀(とき)、早紀(さき)、智紀(ともき)、美由紀(みゆき)」などの読み方で使われています。
- ▼「紀」を使った名前一覧を見る
画数 | 9画 |
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種類 | 常用漢字 名付けに使えます |
名のり | あき・おさ・こと・すみ・ただ・つぐ・とし・はじめ・もと・よし・かず |
訓読み | 【表外読み】のり・ しる(す)・ おさ(める) |
音読み | キ |
部首 | 糸(いと/いとへん) |
学習漢字 | 学習漢字4年 |
熟語 | 世紀(せいき)・西紀(せいき)・芳紀(ほうき)・風紀(ふうき)・綱紀(こうき) |
他字体 | |
意味 | 秩序を正す、治める。整理する。記す、順序立てて記録、書くこと。筋道を立てて進めること。掟、決まり法則、法律、制度。いとぐち。年、歳月、年代を表す語。 |
イメージ |
表外読みは常用漢字表にない読み方です
「紀」の意味
- 筋道が立っている様子。筋道を立てる。
- 決まりや原則。定められた規則。
- 歴史や物事の記録。書き記した書物。
- 地質学などで用いる年代区分の単位。
「紀」という漢字は、もともと糸を扱う際の規準や基準を示したことから発展し、「筋道を立てる」「きまり」という意味を持つようになりました。
「紀」には、物事の順序立てを大切にし、しっかりと記憶に残すことへの想いが込められています。
私たちが何気なく口にする「世紀」や「紀元」なども、時を数え、出来事を記録して後の世代に伝えていく意味を持っています。
また、地球の長い歴史を語るとき「ジュラ紀」や「白亜紀」と表すように、時代を区分する単位にも使われています。
ひとつの漢字に、私たちの生活や歴史と深くつながる意味が込められているのです。
「紀」のイメージ、名前に込める願い
「紀」は、旅行記などの意味を持つ「紀行」や「紀元前」から自由や大らかさ、ロマン、文学的、わくわくするような楽しさなどのイメージを与える漢字です。
また紀元前から現在に至るまでの時の流れを感じさせるため、未来を連想できる漢字でもあります。
真面目で信頼される人に
順序良く物事を進める様子を表すことから、真面目で誠実、勤勉、努力家などを連想することができるでしょう。
計画的に筋道を立てながら進めていくため、真っ直ぐな生き方を思い浮かべることができます。
また一度始めたら最後までやり遂げるため、周囲の人から信頼されやすいでしょう。
また「おさめる、正す」の意味も持つため、正義感に溢れた爽やかな印象を与えます。
笑顔が愛らしく素直で、優れたリーダーシップを発揮させる人物に成長するでしょう。秩序を重んじる人は、組織には不可欠です。
様々な印象を与えてくれるので名付けの幅も広がります。
- 自由
- 大らか
- ロマン
- 文学的
- 秩序
- 誠実
- 正義感
- 努力家
- 真面目
- 勤勉
- 素直
- リーダーシップ

大らかで豊かな情緒に恵まれた人になるように

計画性があり、一度始めたことを最後までやり遂げられる人になるように

正義感に溢れ、誰に対しても誠実で真っ直ぐな人になるように
「紀」の読み方いろいろ
「紀」の音読みは「キ」、訓読みは「しる(す)、のり」です。
名前に使える読み方は「あき、おさむ、かず、かなめ、きい、きの、こと、しるす、すみ、ただ、ただし、つぐ、つね、とし、はじめ、ひろ、みち、もと、もとい、よし」などさまざまです。
男女ともに名づけでは「き、のり」の響きが止め字としてよく用いられます。
紀を使った男の子/女の子の名前~由来&意味付け~
「紀」を使った名前を、由来や意味と共にご紹介します。リンク先で姓名判断もできるので気になる名前があったらチェックしてみてください。
- 優紀(ゆうき)
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優しい、優秀、優れたの意味を持つ「優」を頭字に用いた名前です。
「ゆうき」は男女ともに人気のある響きで、漢字の組み合わせも中性的であることから性別問わず名付けることができます。
名前の響きから、ゆったりとした柔らかい雰囲気も感じられるでしょう。
優しい人となりで、将来偉大なことを成し遂げられる優れた人になれるようにと願いを込めることができます。
- 暁紀(あきのり)
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男の子の名づけに人気がある「暁」を頭字に用いた名前です。「暁」とは、夜明けや明け方を意味します。
繁栄の象徴でもある太陽が顔を出す様子を意味するため、喜ばしいことの到来や判断が早く賢いといったポジティブな意味も持つ漢字です。
頼りがいがあって優れたリーダーシップを持つでしょう。正義感が強く、輝かしい人生を歩んでいけるようにという願いを込めることができます。
- 紀凱(かずよし)
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「凱旋」の「凱」を添え字に用いた男の子の名前です。
戦いに勝つのイメージが強い「凱」ですが、穏やかに楽しむという意味もあります。
正義感が強く誠実な「紀」とは意味の相性もぴったりでしょう。響きからも穏やかで芯の強さが伝わってきます。
叶えたい夢への努力を惜しまずできて、周囲の人を穏やかにする存在になれるようにと願い込めることができる名前です。
- 紀英(きえ)
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「英断」「英雄」など、優れているの意味を持つ「英」を添え字に用いた女の子の名前です。
「英」はイギリスや英語のイメージもあることから、日本だけではなく世界でも活躍できる姿を思い浮かべることもできる漢字です。
「きえ」は和風な響きなので、伝統を大切にして欲しいという思いも込められるでしょう。
さまざまな才能に恵まれ、真っ直ぐ誠実に生きて欲しいという願いを込められる名前です。
- 千明紀(ちあき)
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「千」を頭字に、「明」を中間字に用いた女の子の名前です。
「紀」には白亜紀のように年代の意味があるため、明るく豊かな人生が千年続きますようにといったポジティブな印象を与えることができます。
「ちあき」は、昔から女の子の名づけに人気がある響きです。
優しく周囲の人を元気づけることができて、苦労の少ない明るい未来を歩めるようにと願いを込めることができます。
男女どちらにも名付けられる名前
男の子におすすめの名前
女の子におすすめの名前
「紀」は名前に良くない?名付けの際の注意点
「紀」はもともと男の子の名前に使われる漢字として人気があったため、現在でも「紀」は男の子の名前のイメージを持つ方が少なくありません。
「「紀子」と言う名前が流行してから男女ともに多くの名づけに用いられるようになったものの、パッと見て性別が分かりにくいという意見もあるようです。
「しかし性の考え方や生き方が多様化している今、中性的な「紀」は今の時代にぴったりな漢字と言えます。
「大切なのは両親の想いや名前に込めたい願いです。
「周囲の意見が気になるようなら、組み合わせる漢字や響きに工夫をしてみるのもおすすめです。
「紀」を使った名前
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前日(9月16日)
「名前に使える漢字」ランキング
順位 | 漢字 | 画数 | 読み | いいね |
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1 | 月 | 4 | つき。空に見える天体のひとつ。地球の衛星。ひとつき。一か月。歳月、年月。七曜のひとつ、月曜 | |
2 | 來 | 8 | くる。きたす、きたる。こちらにやってくる。これから、これから先、この次の。時間的にこれからくる未来や将来。ねぎらう、いたわる、励ます。 | |
3 | 陽 | 12 | 太陽、日、日の光。ひなた、日が当たる側。明るく、暖かい。明るい、明らか、表に現れていること。いつわる、みせかける。うわべ、うわべの見せかけ。積極的、能動的なもの。 | |
4 | 莉 | 10 | モクセイ科の植物、茉莉花(まつりか)。ジャスミン。 | |
5 | 采 | 8 | さい。さいころ。六つの面に一から六までの目が入っている立方体の物。采配の略。 | |
6 | 茉 | 8 | 茉莉。ジャスミン。モクセイ科の常緑小低木 | |
7 | 柊 | 9 | しゅう、ひいらぎ。モクセイ科の常緑小高木、スズキ目の海魚 | |
8 | 葵 | 12 | あおい。アオイ科の植物の総称。 | |
9 | 和 | 8 | やわらぐ、なごむ、なごやか、のどか、うららか。静まる、柔らかになる、和らげる、仲良くなる。あえる、混ぜる、調合する。合わせる、合う。整う。調子を合わせる。ほどよい様子。大和、日本。海上が穏やかな様子。 | |
10 | 楓 | 13 | ふう、かえで。カエデ科カエデ属の植物の総称、襲(かさね)の色目の名、家紋のひとつ、古風でおもむきのあるもののたとえ。 |