「想」の意味、読み方や画数は?想に込める願い、想を使った名前一覧
- 意味・イメージ
- おもう。思い浮かべる。考えを巡らす。五蘊の一つ。 など…
- 「想」は「幻想的、芸術」のイメージがあります。
- ▼「想」の意味や由来
- 印象・願い
- 人の心の変化を敏感に感じ取れる優しい人になるように。創造力豊かで、芸術面の才能に恵まれるように。穏やかかつ大らかに成長し、愛し愛される人生を送れるように。
- ▼「想」のイメージ、名前に込める願い
- 名前の読み方
- 「想」は様々な読み方があり、一文字の名前では「そう」など、二文字名は「想空(そら)、想來(そら)、想真(そうま)、想生(そう)」などがあります。
- ▼「想」を使った名前一覧を見る
画数 | 13画 |
---|---|
種類 | 常用漢字 名付けに使えます |
名のり | |
訓読み | 【表外読み】おも(う) |
音読み | ソウ・ソ |
部首 | 心(こころ/りっしんべん/したごころ) |
学習漢字 | 学習漢字3年 |
熟語 | 予想(よそう)・幻想(げんそう)・回想(かいそう)・妄想(ぼうそう/もうそう/もうぞう)・奇想(きそう)・空想(くうそう)・思想(しそう)・追想(ついそう)・連想(れんそう)・冥想(めいそう)・理想(りそう)・随想(ずいそう)・着想(ちゃくそう)・夢想(むそう)・感想(かんそう)・愛想(あいそう/あいそ)・構想(こうそう) |
他字体 | |
意味 | そう、おもう。物事に関してある感情や意識を持つ、推測する、評価する、判断する、断定する、ふたつの事柄が続けておきるさま |
イメージ |
表外読みは常用漢字表にない読み方です
「想」の意味
- おもう。
- 思い浮かべる。考えを巡らす。
- 五蘊の一つ。
「想」は、「構想」など思う、考えを巡らすといった意味を持つ漢字です。
イメージや思い出を映像として頭もしくは心で描く「想像」や「回想」の言葉でも目にする機会が多いでしょう。
また、仏教用語である五蘊の一つでもあります。「色受想行識」の一つである「想蘊」は、対象を心に思い浮かべることを指します。
想と思の違いは?ロマンティックな意味を持つ「想」
「思う」と似た意味を持つ「想う」ですが、頭や心で考えるのが「思う」、より感情が伴うものが「想う」、と言う違いがあります。
「想う」は、頭で考えるよりも気持ちが大きく関係し、特別な感情を伴います。
相手のことを考えるなどの意味があるためロマンティックな雰囲気が魅力の漢字です。
故郷を懐かしく想う時や大切な人を想う時に用いられる「想う」は滅多にあふれ出る感情ではないからこそ、特別な表現となります。
「想」の漢字の成り立ち・由来
「想」は、会意兼形声文字です。
物事の様子を見る意味を持つ「相」と心臓を意味する「心」が組み合わさって成り立ちました。
心に相手を思う様子から「想う」の意味が生まれました。
「想」のイメージ、名前に込める願い
「想」は相手を思うという意味から、愛情深く大らかな人柄が連想できる漢字です。
優しく頭の回転も速いため、細やかなことに気が付く思慮深い姿も思い浮かびます。
人の心の機微に敏感で、困っている人を助けられる人に成長することも願われる漢字です。
感情や情緒が非常に豊かであるため、季節の移ろいや自然の美しさ、身近な幸福などにも気が付ける明るい人に成長することも願うことができます。
想像力豊かな芸術肌に
想像力豊かなイメージもあるため、幻想的でしっかりとした自分の世界を作ることもできるでしょう。
ファンタジーの世界は1つとして同じ物がなく、多彩かつ自由であるため創造や芸術の才能にも恵まれる様子が思い浮かびます。
漫画家や小説家などクリエイティブな仕事に就いて欲しいという願いにもぴったりです。
様々な印象を与えてくれるので名付けの幅も広がります。
- 優しい
- 明るい
- 繊細
- 思慮深い
- 可愛い
- 穏やか
- 幻想的
- ファンタジー
- 感性が豊か
- 情緒豊か
- 多彩な才能
- 愛情深い
これらのイメージから、名前にこのような由来や意味を込めることができます。

人の心の変化を敏感に感じ取れる優しい人になるように

創造力豊かで、芸術面の才能に恵まれるように

穏やかかつ大らかに成長し、愛し愛される人生を送れるように
「想」の読み方いろいろ
「想」の音読みは「ソウ、ソ」です。表外読みの訓読みでは「おも(う)」です。
名付けに用いられる響きは、本来の読みがそのまま用いられることが多いようです。
「想」は、男女ともに1文字で「そう」の響きで名付けられます。
想を使った男の子/女の子の名前~由来&意味付け~
「想」を使った名前を、由来や意味と共にご紹介します。リンク先で姓名判断もできるので気になる名前があったらチェックしてみてください。
- 想悟(そうご)
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「ご」の響きで人気がある「悟」を添え字に用いた男の子の名前です。
優秀や知的な印象を与える「悟」は、「想」と通じるところもある漢字と言えるでしょう。
周囲を把握する能力に長け、一歩先を行く賢い人物を連想できます。
「悟」と組み合わせることで、名前の雰囲気も甘くなりすぎず繊細さや男らしさを感じることができます。
状況を冷静に見極め、支えてくれる人を大切にできる人になるようにという願いが込められる名前です。
- 想馬(そうま)
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毎年男の子の名づけに人気の「馬」を添え字に用いた名前です。
全体的にスッキリとした字面が聡明な印象を与え、「そうま」の響きも呼びやすいため親しみを感じます。
「馬」は、神様の乗り物とされる貴重な動物です。賢く足も速いため、人間のパートナーとして活躍した歴史もあります。
優しさや人を大切に想う優しさも伝わってくるでしょう。
快活で穏やかな人になるようにという願いが込められる名前です。
- 想禾(そうか)
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「禾」を添え字に用いた女の子の名前です。
日常的にあまり見る機会のない「禾」は、稲穂という意味があります。
豊穣や懐かしさを感じる「禾」は、感情と深い関係のある「想」との相性も良いと言える漢字です。
字面も整っているため、聡明でさまざまな才能に恵まれるようにという想いも込めることができます。感性が豊かで芸術面の才能に秀でるでしょう。
変化に敏感で大らかな人になるようにという願いが込められます。
- 想暖(そのん)
-
「暖」を添え字に用いた女の子の名前です。
海外風の「そのん」の響きから、のんびりとした器の大きな様子が連想できます。
春をイメージできる「暖」と組み合わせることで、一緒にいて心が温かくなるような穏やかな人物が思い浮かぶでしょう。
「想」と同じく才能豊かで笑顔が愛らしく、周囲の人から愛されるようにという想いが込められます。
穏やかで一度決めたことをやり通す一途さを持てるようにという願いが込められます。
- 美想乃(みその)
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頭字に「美」、添え字に「乃」を組み合わせた女の子の名前です。
「美」も「乃」も感性が豊かな姿が連想できるため、例年女の子の名づけに高い人気を誇る漢字です。
美しさは、外見だけでなく内面にも用いられます。
人を大切に想える心は、美しいです。古風な印象を与える「乃」は日本人女性らしい芯の強さや気品を感じることができます。
心身ともに上品で美しく、愛に溢れた人生を送れるようにという願いが込められます。
男女どちらにも名付けられる名前
男の子におすすめの名前
女の子におすすめの名前
「想」は名前に良くない?名付けの際の注意点
「想」は想像力豊かでクリエイティブなイメージがある一方で、考えるばかりで行動力が伴わないイメージもある漢字です。
どんなに素晴らしい空想や考えを思い描いていても、実際に行動しなければ何の意味もありません。
人はいつか現実と向き合わなければならないため、夢見がちな人になるのではないか?と心配する声もあるようです。
しかし、人の「想う」力は、創造力につながります。
何かに想いを馳せることは、心が豊かな証拠です。
大切な我が子の名前に用いるからこそ、特別な漢字を選ぶことが大切と言えるでしょう。
「想」を使った名前
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前日(7月17日)
「名前に使える漢字」ランキング
順位 | 漢字 | 画数 | 読み | いいね |
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1 | 來 | 8 | くる。きたす、きたる。こちらにやってくる。これから、これから先、この次の。時間的にこれからくる未来や将来。ねぎらう、いたわる、励ます。 | |
2 | 陽 | 12 | 太陽、日、日の光。ひなた、日が当たる側。明るく、暖かい。明るい、明らか、表に現れていること。いつわる、みせかける。うわべ、うわべの見せかけ。積極的、能動的なもの。 | |
3 | 采 | 8 | さい。さいころ。六つの面に一から六までの目が入っている立方体の物。采配の略。 | |
4 | 莉 | 10 | モクセイ科の植物、茉莉花(まつりか)。ジャスミン。 | |
5 | 葵 | 12 | あおい。アオイ科の植物の総称。 | |
6 | 和 | 8 | やわらぐ、なごむ、なごやか、のどか、うららか。静まる、柔らかになる、和らげる、仲良くなる。あえる、混ぜる、調合する。合わせる、合う。整う。調子を合わせる。ほどよい様子。大和、日本。海上が穏やかな様子。 | |
7 | 悠 | 11 | 時間的または空間的に遠い、はるか、永遠。どこまでも続く様子。ゆったり、のんびりしている、のどかな様子。気の長い、急がない。 | |
8 | 玖 | 7 | 黒い色の美しい石。契約書や証書などで数字の九の代わりとして書く文字。 | |
9 | 音 | 9 | (耳で感じ取ることができる)おと。ねいろ、ふし、うた。噂、評判。たより、訪れ、しらせ、消息。言葉や言語。声、なき声。 | |
10 | 凪 | 6 | なぎ。風や波がなく、穏やかになっている海面の状態、物事が安定しておさまっているさま。 |