「妃」の意味、読み方や画数は?妃に込める願い、妃を使った名前一覧

妃

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意味・イメージ
身分の高い人の妻。皇族・王族などの夫人の敬称。皇太子や親王などの正妻。 など…
「妃」は「上品、美しい」のイメージがあります。
「妃」の意味や由来
印象・願い
気品と優雅さをまとい、周囲を照らす存在に。凛とした芯の強さで大切な人を支えられるように。自分だけの王国を築き、人生の主役として輝くように。
「妃」のイメージ、名前に込める願い
名前の読み方
「妃」は、名前として「妃那(ひな)、妃茉里(ひまり)、妃菜(ひな)、妃由(ひより)、妃莉(ひより)、妃愛乃(ひなの)、柚妃(ゆずき)」などの読み方で使われています。
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画数 6画
種類 常用漢字   名付けに使えます
名のり き・ひめ
訓読み 【表外読み】きさき
音読み
部首 女(おんな/おんなへん)
熟語 王妃(おうひ)・后妃(こうひ)
他字体
意味 きさき。君主、国王など天子の夫人。妻、配偶者。女神の尊称。
イメージ

表外読みは常用漢字表にない読み方です

「妃」の意味

  • 身分の高い人の妻
  • 皇族・王族などの夫人の敬称
  • 皇太子や親王などの正妻

「妃」は、主に身分が高い男性の妻を表す漢字です。

特に皇族や王族など、高貴な身分の方の妻に対する尊敬を込めた敬称として使われています。日本では皇太子や親王の正妻を「妃」と呼び、気品と高貴さを感じさせる美しい響きを持ちます。

「妃」のイメージ、名前に込める願い

「妃」は王族の妻の意味から、気品があり優雅な女性を連想する漢字です。

王侯貴族の妻は、手本となるべく厳格さが求められます。

優雅さとは対照的に国を治める重圧や複雑な人間関係、勢力争いに巻き込まれることもあるでしょう。

常に王と国民に寄り添い、努力家で賢い姿も想像出来ます。

「妃」と聞けば、クレオパトラ、小野小町と並んで世界三大美女の1人に数えられる楊貴妃が思い浮かぶ方も多いのではないでしょうか。

その美しさは、まさに絶世と表現するに値する美しさだったと言います。

「妃」は、国の行く末や自身の子どもたちを案じる愛情深く慈悲深い面も想像出来ます。

常に明るく穏やかで、国母となるにふさわしい凛とした佇まいを持っているはずです。

様々な印象を与えてくれるので名付けの幅も広がります。

  • 気品
  • 優美
  • 美しい
  • 可愛い
  • 艶やか
  • 気高い
  • 愛情深い
  • 穏やか
  • 賢い
  • 責任感のある
  • 慈悲深い
  • 洗練
  • 凛としている

これらのイメージから、このような願いを込めることができます。

常に気品に溢れ優美さと美しさを兼ね備えた女性になれるように

慈悲深く、凛とした育ちの良さを感じられるように

可愛らしく愛嬌があり、周囲の人を和ませる魅力を持つ女性になれるように

「妃」の読み方いろいろ

「妃」の音読みは「ヒ、ハイ」、訓読みでは「きさき」と読みます。

名前に使える人気の読み方は「え、き、ひめ」などです。

同じ「ひめ」の読み方である「姫」も女の子の名づけに人気の漢字ですが、あえて「妃」にすることでよりお洒落な印象になります。

名づけの際は、頭字、添え字どちらも人気がある漢字です。

画数が6画のため、全体的にすっきりとした印象を持ちます。

組み合わせる漢字は、同じ画数かそれ以上の漢字が人気のようです。

「妃」同様、愛らしさや美しさを連想させる漢字との組み合わせの相性が良いでしょう。

「妃」を名前に使う際の注意点

「妃」は特に女の子の名づけに人気のある漢字です。

気品ある女性に育つよう願いが込められる一方で、妃のように傲慢でわがままな女性になるのではないかと避けられることがあります。

妃は立場上、どんなわがままでも通り間違っていても誰も逆らえず媚びも売られるイメージがあるからです。

フランス革命で命を落とすことになったフランス国王ルイ16世の妻マリー・アントワネットも、遊び好きで奔放な妃だったせいで斬首されたと知られています。

けれど間違いなく厳しい教育を受け、生まれ持った気品さがなければ妃の位にはつけないでしょう。

歴史上の妃には、王とともに国を治め優秀さで名を遺した女性も数多くいます。

大切なのは、ご両親がどんな願いをこめた名前を子どもに付けたいか、です。

「名は体を表す」とよく言いますが、きっと優秀で気品あふれる優美な女性になるでしょう。

「妃」の漢字の説明の仕方

  • きさきの「妃」
  • キャサリン妃の「妃」
  • 松本妃代の「妃」

「妃」を使った熟語

楊貴妃(ようきひ)
クレオパトラ、小野小町と並ぶ世界三大美女の1人です。
生年は719年、幼名は「玉環」で、幼い頃に両親を亡くしますが、その美貌と才覚で貴妃の地位まで登りつめました。
絶世の美女として、今なお色褪せることなく美の代名詞とされています。
天子である玄宗の寵愛を受けていた楊貴妃には絹織りや装飾品の工人が数百人付き、楊一族も大出世をしたそうです。
サトザクラの代表的な品種にもその名が使われています。豊満で優美な姿がまるで楊貴妃のようです。。
妃殿下 (ひでんか)
皇族や王侯貴族の妃を敬って呼ぶ時の言葉です。
英語の時の呼びかけは「Your Imperial/Royal Highness」です。
「ユア ハイネス」と言えば、王侯貴族のキャラクターが登場する映画やアニメのシーンで聞いたことがある方は多いのではないでしょうか。
似た意味を持つ「后」は、皇室や皇帝の正妻を指します。天皇の妻は皇后、天皇の母は皇太后です

「妃」を使ったおすすめの名前

「妃」を使ったおすすめの名前をご紹介します。リンク先で姓名判断もできるので気になる名前があったらチェックしてみてください。

女の子の名前

妃南乃(ひなの)

「妃」を頭字にし、「南」と「乃」で組み合わせた女の子の名前です。
方角の意味を持つ「南」は、南国の過ごしやすさや美しい海が連想出来る漢字です。
「の」の響きで女の子の名づけに人気のある「乃」は、すなわちといった接続の助字やあなたの、の意味を持ちます。
気品と優美さを兼ね備え、誰かを癒せる女性になれるようにと願いが込められています。
字面のバランスや名前の響きがとても愛らしい印象を与える名前です。

晶妃(まき)

結晶の漢字としても知られている「晶」と組み合わせた漢字です。
「晶」は規則的な鉱物の結晶を表す意味以外に、明るく輝くの意味を持ちます。
宝石のように光り輝くような高貴さを持てるようにと願いが込められている漢字です。
左右対称な「晶」が頭字なので、すっきりとした字面です。
響きもシンプルなので、凛とした印象を与える名前になっています。

おすすめの名前ピックアップ

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「妃」を使った名前

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「名前に使える漢字」ランキング

順位 漢字 画数 読み いいね
1 9 しゅう、ひいらぎ。モクセイ科の常緑小高木、スズキ目の海魚
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2 8 くる。きたす、きたる。こちらにやってくる。これから、これから先、この次の。時間的にこれからくる未来や将来。ねぎらう、いたわる、励ます。
270
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306
4 10 モクセイ科の植物、茉莉花(まつりか)。ジャスミン。
566
5 12 太陽、日、日の光。ひなた、日が当たる側。明るく、暖かい。明るい、明らか、表に現れていること。いつわる、みせかける。うわべ、うわべの見せかけ。積極的、能動的なもの。
517
6 12 あおい。アオイ科の植物の総称。
376
7 7 黒い色の美しい石。契約書や証書などで数字の九の代わりとして書く文字。
150
8 4 つき。空に見える天体のひとつ。地球の衛星。ひとつき。一か月。歳月、年月。七曜のひとつ、月曜
380
9 8 さい。さいころ。六つの面に一から六までの目が入っている立方体の物。采配の略。
222
10 13 ふう、かえで。カエデ科カエデ属の植物の総称、襲(かさね)の色目の名、家紋のひとつ、古風でおもむきのあるもののたとえ。
173

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