「沙」の意味、読み方や画数は?沙に込める願い、沙を使った名前一覧
- 意味・イメージ
- 砂、細かい砂。水際、水辺の砂地。よなげる。水で洗って良いものと悪いものを選り分ける。梵語の音訳。 など…
- 「沙」は「おしゃれ、爽やか、夏、海」のイメージがあります。
- ▼「沙」の意味や由来
- 印象・願い
- 綺麗な水のように清らかな心を持って欲しい。海のような広い心を持つ人に。洗練された美しい人に成長するように。「沙」を頭文字に、「からなし」という果樹を意味する「奈」を組み合わせた名……
- ▼「沙」のイメージ、名前に込める願い
- 名前の読み方
- 「沙」は、名前として「凪沙(なぎさ)、沙奈(さな)、沙菜(さな)、有沙(ありさ)、沙良(さら)、理衣沙(りいさ)、理沙(りさ)」などの読み方で使われています。
- ▼「沙」を使った名前一覧を見る
画数 | 7画 |
---|---|
種類 | 常用漢字 名付けに使えます |
名のり | いさ・す |
訓読み | 【表外読み】すな・ みぎわ・ よな(げる) |
音読み | サ【表外読み】シャ |
部首 | 氵(みず/さんずい/したみず) |
他字体 | |
意味 | すな、いさご、まさご。砂浜、水際(みぎわ)、砂漠。水辺、砂のなる水と陸の接しているところ。水で洗って良いものを選り分けること。 |
イメージ |
表外読みは常用漢字表にない読み方です
「沙」の意味
- 砂、細かい砂
- 水際、水辺の砂地
- よなげる。水で洗って良いものと悪いものを選り分ける
- 梵語の音訳
「沙」という漢字は「氵(さんずい)」が部首になっているように、水辺の砂地という意味を持っています。
「砂」に水辺という意味が加わり、さらに「砂」よりもさらに細かい砂の粒を表します。
ここから、細かいものを水で洗って選り分けるという意味も生まれました。
梵語の音訳という意味は、インドの古い言葉(サンスクリット語)の「サ」「シャ」の音に「沙」の漢字が当てられたものです。
例えば「沙羅双樹(サラソウジュ)」「曼珠沙華(マンジュシャゲ)」などがあります。
沙の漢字の成り立ち・由来
沙という漢字は「氵(さんずい)」と「少」が組み合わさって成り立っています。
さんずいは水を表し、少という漢字は細かい点、細かい粒が散らばっている様子を表しています。
このことから「沙」は水辺にある細かい粒が由来となっています。
「沙」のイメージ、名前に込める願い
「沙」はさんずいが部首になっていることから、海や水をイメージさせることが多いです。
- 海、水
- 清らか
- 透明感
- 洗練された

綺麗な水のように清らかな心を持って欲しい

海のような広い心を持つ人に

洗練された美しい人に成長するように
「沙」の持つ「水で洗って選り分ける」という意味は「洗練・垢抜ける・磨き上げる」等の言葉と共通する部分があります。
洗練された人、磨き上げられた人になるように等の願いを込めることができます。
「沙」はアジアンテイストやオリエンタルな雰囲気を感じさせます。
沙羅双樹、曼珠沙華など仏教に縁のある植物の名前に使われていることから、どこか異国の雰囲気を醸し出しているのかもしれません。
名前に沙を組み合わせることで、このようなオリエンタルでオシャレなイメージをプラスすることができます。
「沙」の読み方いろいろ
沙の読み方は、音読みが「サ、シャ」、訓読みでは「すな、よな(げる)、みぎわ」、名前に使える名のりでは「いさ、す」があります。
名前では「サ」の読みで使われる場合が多いようです。「サ」というシンプルな一文字ですが、とても洗練された印象を与えてくれます。
名前の頭文字にも、後ろにつける止め字、中間にもどこに用いても違和感がありません。
「サ」という響きは名付けにおいてとても人気で、沙の他にも「紗、裟、佐、早、咲」など実に数多くあります。
その中でも「沙」は他の漢字にはない海や水のイメージがあること、また画数が7画で見た目もシンプルなので、画数の多い漢字と組み合わせても重くならないという特徴を持っています。
「沙」を名前に使う際の注意点
「沙」と「砂」は併用できる漢字です。辞書をひくと「砂漠(沙漠)」と表記されている場合もあります。
砂も名前に使うことができる漢字で、悪い意味を持たないため、名付けにおいてこの併用されているという点を気にする必要はないでしょう。
沙という漢字に水辺という意味があることから、水辺に住む比較的小さい生き物に「沙」の漢字が使われることが多いようです。
「沙魚(はぜ)」「沙蚕(ごかい)」「秋沙(あいさ)」などがあります。
普段の生活で漢字表記を目にする機会はほとんど無いので注意するほどではありませんが、気になる場合は同じ熟語や名詞がないか調べてみると良いでしょう。
「沙」の漢字の説明の仕方
- 氵(さんずい)に少ない
- 吉田沙保里の沙(さ)
「沙」を使った熟語
- 沙汰(さた)
- 「砂」を意味する沙、「より分ける」の汰が組み合わされた、「物事を処理する」「物事の善悪・是非などを論じ定める」という意味の熟語です。この本来の意味の他にも、「通知、知らせ」「話題として取り上げる」などの意味もあり、「ご無沙汰」「取り沙汰される」など、日頃の生活の中でもとても馴染みのある言葉です。
- 白沙青松(はくしゃせいしょう)
- 海岸の美しい景観を言い表す四字熟語です。「白沙」とは白い砂、「青松」とは青々とした松林のことで、砂浜と松林で形成される日本の美しい海岸の風景を例えた言葉です。白砂青松と書かれることもあり、また「はくさせいしょう」と読むこともあります。
「沙」を使ったおすすめの名前
「沙」を使ったおすすめの名前をご紹介します。リンク先で姓名判断もできるので気になる名前があったらチェックしてみてください。
女の子の名前
沙奈(さな)

「沙」を頭文字に、「からなし」という果樹を意味する「奈」を組み合わせた名前です。「奈」はとてもバランスが良く、どんな漢字にも組み合わされる使い勝手の良さと、「ナ」という可愛らしい響きで女の子の名前に人気の漢字です。沙と組み合わせることで「さな」という二文字の綺麗な響きを持つ名前になります。
愛莉沙(ありさ)

「沙」の漢字を止め字に用いた3文字の名前です。「愛」には愛情・優しさというイメージがあり、「莉」はジャスミンの花という意味から可憐・清楚さをイメージさせます。これらに「沙」を組み合わせると、名前に洗練された女性らしさが加わります。「ありさ」という響きはしっかりした印象がありますが、愛・莉という漢字を用いることにより、癒やし系の可愛らしい見た目の名前になります。
おすすめの名前ピックアップ
「沙」を使った名前
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前日(7月17日)
「名前に使える漢字」ランキング
順位 | 漢字 | 画数 | 読み | いいね |
---|---|---|---|---|
1 | 來 | 8 | くる。きたす、きたる。こちらにやってくる。これから、これから先、この次の。時間的にこれからくる未来や将来。ねぎらう、いたわる、励ます。 | |
2 | 陽 | 12 | 太陽、日、日の光。ひなた、日が当たる側。明るく、暖かい。明るい、明らか、表に現れていること。いつわる、みせかける。うわべ、うわべの見せかけ。積極的、能動的なもの。 | |
3 | 采 | 8 | さい。さいころ。六つの面に一から六までの目が入っている立方体の物。采配の略。 | |
4 | 莉 | 10 | モクセイ科の植物、茉莉花(まつりか)。ジャスミン。 | |
5 | 葵 | 12 | あおい。アオイ科の植物の総称。 | |
6 | 和 | 8 | やわらぐ、なごむ、なごやか、のどか、うららか。静まる、柔らかになる、和らげる、仲良くなる。あえる、混ぜる、調合する。合わせる、合う。整う。調子を合わせる。ほどよい様子。大和、日本。海上が穏やかな様子。 | |
7 | 悠 | 11 | 時間的または空間的に遠い、はるか、永遠。どこまでも続く様子。ゆったり、のんびりしている、のどかな様子。気の長い、急がない。 | |
8 | 玖 | 7 | 黒い色の美しい石。契約書や証書などで数字の九の代わりとして書く文字。 | |
9 | 音 | 9 | (耳で感じ取ることができる)おと。ねいろ、ふし、うた。噂、評判。たより、訪れ、しらせ、消息。言葉や言語。声、なき声。 | |
10 | 凪 | 6 | なぎ。風や波がなく、穏やかになっている海面の状態、物事が安定しておさまっているさま。 |